私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



バッハのキリスト降誕の祝日のためのカンタータとしては、3日間にわたる祝日のための個々のカンタータとして現存しているものが10曲ほど有るが、これとは別にその後の3つの祝日、日曜を含めた6回の礼拝に演奏するために作曲された「クリスマス・オラトーリオ」(BWV 248)がある。今回はこの作品を、当時と同じ男性歌手と少年合唱団によって演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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ラモーのクラヴサン曲は、「雌鳥」などの表題を持つ曲が単独でしばしば演奏されるが、それらは3つの曲集として出版された組曲の中に含まれている。今回紹介するCDは、これらの内最初の2つの曲集を、アンリ・エムシュ作のオリジナルのクラヴサンで演奏したものである。 . . . 本文を読む

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メンデルスゾーンの作品は、交響曲、管弦楽曲、協奏曲からピアノ曲、オペラ、オラトーリオや劇音楽など多岐にわたっている事は、「夏の夜の夢」を紹介した際にも述べた。交響曲は5曲あり、中でも第4番の「イタリア」が有名であるが、それに加えて第3番「スコットランド」も良く知られた曲である。今回は「イタリア」とそれほどよくは知られていない第5番「宗教改革」の2曲を収めたCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハの世俗カンタータは、1713年に初演された「狩のカンタータ」に始まり、宮廷に於ける演奏や、王侯貴族に敬意を示す市の行事など様々な機会に作曲、演奏された作品であるが、その機会に応じて、編成は種々様々であったと思われる。今回紹介するのは、作曲の動機など不明な点が多いが、ソプラノ独唱と小編成の伴奏による曲であるという点で共通している2曲である。 . . . 本文を読む

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