私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



個人的なことだが、モーツアルトのピアノ協奏曲は、筆者にとっての気分転換、癒しの曲である。素人的研究の対象であるバッハ及び同時代の作曲家の作品を聴く時は、もちろんその作品が好きで聴いているわけだが、幾分か知的関心が加わっていて、頭を空っぽにして聴くことは難しい。その点モーツァルトは、何も考えずに聞く事が出来る。今回はそのような曲のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハのチェンバロ協奏曲は断片を含めて14曲あるが、それらはすべて既存の協奏曲の編曲と考えられている。いずれもライプツィヒ時代に作曲され、1729年からバッハが指揮を引き受けた、ライプツィヒ大学の学生によって構成されているコレーギウム・ムージクムとともに、ツィンマーマンのコーヒーハウスで毎週催されたコンサートで演奏されたと言う推定が成されている。今回はその内から、2台のチェンバロのための協奏曲3曲を収録したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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ヨーロッパの各国には、町で音楽を演奏する特権を持った音楽家達がいた。その任務や演奏する音楽は国によって必ずしも同じではなかったが、当時の町の一般住民にとっては、最も身近な音楽であった。今回はドイツの町の音楽家、シュタットパイファーの音楽を収めたCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バロック時代のオペラをオリジナル編成で演奏した録音は多く存在するが、古典派以降のオペラの録音は数少ない。今回はそのような希な録音の内、モーツァルトの「魔笛」をオリジナル編成で演奏したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バッハの無伴奏チェロのためのパルティータは、無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータとは違って、自筆譜が残っていないこともあって、その成立時期など謎を含んだ作品である。今回はその謎の一端を紹介し、複数のCDが入手可能なオリジナル楽器による演奏の内から、鈴木秀美による演奏のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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