私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



バロック時代の音楽で、オペラは重要な位置を占めていた。しかし筆者のかなり偏った嗜好で、これまでオペラは取り上げなかった。今回は本格的なオペラではないが、17世紀後半フランスの作曲家、マルク=アントアーヌ・シャルパンティエの歌芝居を収録したCDを紹介する。オペラと言うより後のオペレッタに近いかも知れない。 . . . 本文を読む

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以前にも述べてきたことだが、音楽の歴史を遡ると、それだけその姿は不明瞭になって行く。中世の音楽になると、教会で唱われ続けた典礼の音楽以外には、次の時代になって、記譜法が次第に発展して来たことによって記録されたものを手掛かりにすることになる。それでも様々な人達の努力によって、再現が試みてこられた。今回は、ケルト文化にまつわる音楽を再現したCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バロック時代から古典派に移行する間に、大きな音楽様式の変化があったが、古典派様式への大きな一歩を示した流れの一つであった、いわゆる「マンハイム楽派」に属する音楽家達がいた。今回紹介するCDは、その「マンハイム楽派」の創始者であるヨハン・シュターミッツをはじめとした作曲家によるフルート協奏曲を収録している。 . . . 本文を読む

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この「私的CD評」は、その名の通りCDを紹介しているので、今回紹介するLP の演奏は、「余談」に分類した。あえてこのLPを紹介するわけは、筆者が最初に聴いたピアノフォルテの演奏で、オリジナル楽器による演奏を聞く様になった出発点だからである。さらにこのLPの価値は、演奏に使用されている楽器が、作曲者自身、この場合ベートーフェンが実際に所有し、弾いていたという、非常に希なピアノフォルテであるという点である。 . . . 本文を読む

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