私的CD評
オリジナル楽器によるルネサンス、バロックから古典派、ロマン派の作品のCDを紹介。国内外、新旧を問わず、独自の判断による。
 



エリザベス朝の音楽は、最近様々な分野の音楽のCDが発売されて、非常に豊かなレパートリーを持つに至った。単にイギリスの音楽家や演奏グループばかりではなく、フランスや、ベルギーなど様々な音楽家による演奏を聴くことが出来る。今回紹介するCDも最近発売されたもので、エリザベス朝のコンソート音楽を紹介する興味深い演奏を収録している。 . . . 本文を読む

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オペラの作曲家として広く知られているロッシーニだが、今日でも上演されるオペラは少ない。それに対してオペラの序曲は、本編とは切り離して、良く演奏されている。今回紹介するCDは、そのような序曲の中から6曲を、オリジナル編成のオーケストラで演奏したものである。 . . . 本文を読む

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ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラという楽器については、前の項目で紹介したが、その楽器を復元したという弦楽器製作者のディミトリー・パディアロフの製作した楽器で、バッハの無伴奏チェロ組曲全曲をジギスヴァルト・クイケンと寺神戸亮が相次いで録音し、CDとして発売された。今回はその2つのうち、寺神戸亮による演奏のCDを紹介する。 . . . 本文を読む

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バロック・ヴァイオリニスト、寺神戸亮がブログで、ジギスヴァルト・クイケンの所有するヴィオロンチェロ・ダ・スパッラについて書いたのは2005年4月のことであったが、その後本人もこの楽器を購入し、演奏会を行い、2008年6月にはバッハの無伴奏チェロ組曲のCDをコロンビアから発売した。このCDを紹介するに先立ち、その楽器を紹介し、私見を述べたい。 . . . 本文を読む

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ヘンデル、バッハと同じ1685年生まれのドメニコ・スカルラッティは、イタリアの音楽一家の出で、ヴェネツィア、ローマ等で活動した後スペインに渡り、1733年にスペイン宮廷に雇われて以来死ぬまでその職にあり、王女の教育のために作曲した500曲を超えるソナタは、ほとんどが1楽章からなる単純な形式の曲であるが、その表現の多彩さは驚くほどである。これらの作品は、今日も多くのピアニスト達によって演奏されている。今回はそのスカルラッティのソナタの「ベスト盤」を紹介する。 . . . 本文を読む

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