こんなに雨がひどく降れば、せかっくの庭の芍薬が浮かばれないなあ。花が咲くのは一年に一度、この時期だけだけどなあ。
庭に赤紫の芍薬の花が数輪咲いています。きれいです。白い色の芍薬はまだ蕾んでいます。少し遅れているようです。
咲いている赤紫の芍薬を数輪切って、家内が、仏壇にお供えしました。仏様に見てもらっています。こうすると仏様が身近に感じられます。
こんなに雨がひどく降れば、せかっくの庭の芍薬が浮かばれないなあ。花が咲くのは一年に一度、この時期だけだけどなあ。
庭に赤紫の芍薬の花が数輪咲いています。きれいです。白い色の芍薬はまだ蕾んでいます。少し遅れているようです。
咲いている赤紫の芍薬を数輪切って、家内が、仏壇にお供えしました。仏様に見てもらっています。こうすると仏様が身近に感じられます。
4月29日、土曜日。午前6時40分。5時に起床しました。炬燵の中に入って昨日の日記を書きました。障子戸をまだ開けていません。障子戸の向こうに雨の音がしています。雨の音から判断して、かなり大降りのようです。
今日からゴールデンウイークに突入します。といってもわたしは老人。何をする予定もありません。畑仕事が待っています。薩摩芋の苗を植え付ける準備をしておかねばなりません。植え付ける予定の北の畑はまだ草が茫々と茂っています。
草取りだけで数日はかかりそうです。それから耕して、畝を盛らねばなりません。するべきことがあるのはいいことです。退屈せずに済みます。ゆっくり、ぼつぼつ作業を進めて行くしかありません。
今日はお天気がいい。
午前中に、西の畑に、西瓜の苗を植えました。
それぞれ品種の違う7株を。
大玉、小玉、ラグビーボール型。外側が緑色、黄色、黒色。食べる部分が赤色、黄色。楽しそうだから、わざといろいろ。
植える前に、浅い底の真四角の穴を掘って、そこに石灰や鶏糞や化学肥料などの肥料をたっぷり施しておきました。
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すぐに瓜虫が飛んできました。殺虫剤を散布しました。ビニールでおおいをするなどをして虫避けの対策を取らねばなりません。収穫までにはあれこれ手が要ります。
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受粉をしてから40~45日くらいで収穫となります。
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お盆くらいには食べられるようになるだろうと思っています。わくわくします。
こんなわくわくは、お爺さんには、もう極めて稀なことです。それだけに貴重です。
恩恵によくするだけで幸福です。
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西瓜が甘く育ってきて熟する頃を見計らって、猪などの野生の動物やカラスなどの大形の鳥類が襲来します。
あっというまもありません。
対策を怠ったら、人間さまは食べることができません。
知恵比べです。
柳川市中山、熊野神社の大藤を見に来ています。
見事な大藤です。
藤の花の清らかな薫りが流れています。
たくさんの人出です。
一人はわたしだけのようです。
嬉しいなあ。
4月27日。木曜日。晴れ。
青い空が広がっている。
僕の真ん前に青い空が広がっている。
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それを僕に見せよう見せようとしている。
見せよう見せようとしているのは、崇高な意思だ。
それがあることを僕に知らせて来る。
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僕は其の意志に従って、幾度も嬉しいなあをつぶやく。
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頼れるものがいるって感覚が起きてきて、僕はますます嬉しがる。
わたしに、嬉しい嬉しい嬉しいを言わせるのが好きなXがいる。いるようだ。
Xだけじゃなくて、YもZもいるんじゃないかなあ。まだまだたくさんいそうだ。
言わせたくてならないらしい。
囁いて囁いて囁いて来る。
みんな、しかし、顔を見せない。
レベルが、僕なんかよりも、数百数千数万高い存在らしい。
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いずれ僕もそうなるらしい。
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この世を生きるものは、ともかく、どんどんどんどん高く高くなって行くらしい。
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高くなるには、嬉しい嬉しいがいちばん有効らしい。
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それが一番パワフルらしい。
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ものを嬉しいで受け取れる。それも嬉しいことだなあ。
さ、朝ご飯にしようかな。
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味噌汁は韮だろうな、きっと。
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昨日夕方に、ニラを摘んだ。
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台所に持ち込んで、床の上に新聞紙を広げて、それを丁寧にそろえておいた。
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青々とした韮からは生き生きした香りがした。
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韮は切れば切るほど新しく発芽して伸びて来る。元気を湧かす。
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その元気をもらう。元気になれる。嬉しいじゃないか。
朝の7時半を過ぎた。寒いなあ。気温は11℃。日射しが明るい。広がっている空が青い。
こんないい空を見ていられるなんて凄いよ。
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おれはいまいい人間、上等人間をして此処にいる。
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なんにもしないで凄いことをしていられる。
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どこまでも広がった青い空を見ている。
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見ているうちに、透き通ってしまいそうじゃないか。
この世界には物質と非物質とがある。どちらも存在している。
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物質は形を持つ。目に見える。変化をする。
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非物質は形を持たない。目に見えない。変化をする必要がない。
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どちらかを選択している。選択は自由らしい。
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人間のわたしは、同時に両者を選択して、両者をうまく適用させている。
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肉体という物質と精神という非物質の二つを同時に活用している。
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肉体という物質が姿を消す。それでも生存が可能になれるようにしてある。
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非物質の精神が物質の肉体分をカバーできるようになっている。うまくしたものだ。
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非物質だけで存在しているものは多い。むしろそっちの方が圧倒的に多い。主流派はむしろこっちの方らしい。
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物質に頼らないでもいい方法を獲得しているからだ。
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そっちの方が軽々としていられるだろう。エネルギーも消費しないで済むのだし。
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物質には時間と空間が必要になるから、動きが鈍くなる。その分はゆったりしていられるだろうが。
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この宇宙空間のまったく別の種類の非物質宇宙というものがあって、そこでも多くの生存者が、生存を楽しんでいるはずである。
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(たとえば、仏陀だ。菩薩だ。神々だ。天使たちだ。そう呼ばれている存在たちだが、その種類は無限だろう)
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そんな空想をした。このお爺さんは暇だ。
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このお爺さんもそのうち非物質化するだろうが、それを恐がることもないだろう、などと鷹揚に考えている。
お昼になりました。
家にいるのはお爺さんのわたしひとりです。
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お昼を食べるのが面倒です。
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テーブルの上にバナナが一本あります。
これを食べて終わりにしてもよさそうです。
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朝からずっと炬燵に入っていただけなんですから。
なんにも肉体労働はしていませんから。