故障したわたしは機械 古ぼけた油のような涙を垂らす 山鳩暮風
若人無善本 不得聞此経 大無量寿経巻の下「東方偈」より
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にゃくにんむぜんぽん ふとくもんしきょう
若(も)し人に善なる本(もと)無ければ、此の経を聞くことを得ざるなり
宿世(すくせ=長い長い過去世)からの善本=仏とのよい結縁(けちえん)がなかったならば、此処であなたが此の経(=大無量寿経)を聞くことはできなかったであろう。
長い長い時間をかけて仏があなたを守護し導いてきたので、今日此処にあなたがこの仏の教えを聞いているのですよ。
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ああ、そうであったそうであった。わたしがこの経を聞き開くことができたということが、即、仏に守護され導かれてきたということであった。わたしは今も仏とともにいる者であった。
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今日はこんなふうに受け取ってみました。こういう受け取りをして安んじてみました。
おやや、空模様が少し変わって来たゾオ❗
曇って来たゾオ❗
また降りだしたくなって来たのかなあ?
畑の土もまだ乾いていないよ、湿っているよ。
ひんやりと風が吹いている。
ちょっと外に出て行きたくもある。気分転換に。
揚羽蝶がふうらりふらり飛んでいるよ。いい気持ちそうだよ。
からりと晴れ渡っている。昨日までの大水害が嘘のように。
今日は客人が多い。一人平均1時間。応対に疲れた。
病院のお医者さんはこれが一日続く。一時間ずつではないとしても。それが毎日、
ご苦労が偲ばれる。わたしにはとても真似ができない。
わははは、お医者さんになるだけの才能力量がなくてよかったなあ。
ごろんと横になって休憩しています。