仏道は自己肯定・自己尊厳の極みである。仏がわたしを仏にされているのだから、おろおろしてはいられないのである。仏がわたしを仏と同等同質にして高めておられるのだから、めそめそしてはいられないのである。
此処に生まれて、人間をして生きていられることを嬉しく思って,よろこんでよろこんで、自己を最高に尊厳して、与えられている日々を過ごしていなければならないはずである。
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そう言って聞かす、わたしに。めそめそしているわたしに。おろおろしているわたしに。無明の闇を突破できないでいるわたしに。わたしの本質を見抜けないでいる蒙昧のわたしに。
わたしの霊性の本質は疾うにもう仏陀をして生きているというのに。
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