寂しいから、榮太楼の紅茶飴を下にのせて、嘗めている。少しだけ寂しさがとけた。
そろそろ午後3時。気温は26・9℃。空は曇っている。降り出しそうにもしていない。風がない。
薩摩芋の畑に出て行こうか。芋掘りを続けよう。日没までの数時間を。暑くはなさそうだ。
畑仕事は紅茶飴よりも、効き目があるかも知れない。寂しさ解除の。
寂しいから、榮太楼の紅茶飴を下にのせて、嘗めている。少しだけ寂しさがとけた。
そろそろ午後3時。気温は26・9℃。空は曇っている。降り出しそうにもしていない。風がない。
薩摩芋の畑に出て行こうか。芋掘りを続けよう。日没までの数時間を。暑くはなさそうだ。
畑仕事は紅茶飴よりも、効き目があるかも知れない。寂しさ解除の。
百舌鳥(もず)の声がしている。近くに来ているらしい。ときおり高鳴きをする。今朝から急に。
*
「百舌鳥が枯木で鳴いている」 サトウハチロウ作詞
1
百舌鳥が枯木で鳴いている おいらは藁をたたいてる
綿びき車はおばあさん コットン水車も回ってる
2
みんな去年とおなじだよ けれども足んねえものがある
兄さの薪(まき)割る音がねえ バッサリ薪割る音がねえ
3
兄さは満州へ行っただよ 鉄砲が涙で光っただ
百舌鳥よ寒いと鳴くがいい 兄さはもっと寒いだろ
*
若い頃に、ハーモニカを弾いてよくこの曲を歌ったことを思い出した。またハーモニカを出して来て、弾いてみようか。
前庭の、酔芙蓉が今日になってわわわわわっと一斉に花開いた。気温が下がって、開花する条件が整ったのだろう、きっと。
だが、1個の花房が小さい。どうしたんだろう? 風が止まっているので、じっとしている。
午後3時。白い花は、酒を飲んで酔って、赤い花になった。樹勢は縦3mx横3mほどもある。蕾がたくさんあるから、これから数日間は楽しめそうだ。