ブログを書いても書いても、読みに来て下さる方が増えない。
*
不評。ま、いいか。これで順当というところか。
*
午後4時。雨が止んでいる。
*
畑に出て行こう。
*
畑に出て行けば、することがたくさんある。
*
気温は22℃。汗を掻かないでいられるかもしれない。
ブログを書いても書いても、読みに来て下さる方が増えない。
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不評。ま、いいか。これで順当というところか。
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午後4時。雨が止んでいる。
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畑に出て行こう。
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畑に出て行けば、することがたくさんある。
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気温は22℃。汗を掻かないでいられるかもしれない。
1
わたしは我が儘。老いても我が儘。老いてますます我が儘。
2
こうであってほしいというところへやって来て、そこに上がり込んで、揺らし椅子に座って、こうであったらいいなということを思っている。
3
いい気なものだ。ついには目を閉じて、瞑想に入ってしまっている。
4
瞑想の我が儘にひたる。
5
我が儘瞑想は、わたしを飛びっきりいいわたしにする。
6
我が儘瞑想の中では、わたしは,飛びっきりいいわたしを生きている。
7
わたしは明るい顔をしている。わたしは朗らかにしている。わたしはニタニタしている。
8
わたしはゆったりしている。わたしは安らいでいる。
9
わたしは、こんなわたしになれていることを嬉しがっている。よろこんでいる。
10
シナリオを書いたのはわたし。シナリオの劇を演じて舞台に立っているのもわたし。
11
俳優のわたしを眺めているのもわたし。
12
俳優はラブストーリーを演じている。めでたしめでたしのハッピーエンドのシナリオだ。
13
クライマックスシーンが訪れて、わたしの全身全霊は、βエンドロフィンの快感ホルモンまみれになっている。
14
わたしは我が儘。老いてますます我が儘。わたしが「いいわたしをして生きる」ことを許している。
1
残されている期間は、わたしを安心させて過ごさせてあげたい。
2
短い間だろうから。
3
ラストの期間は、わたしを安心させて過ごさせてあげたい。
*
1
浮き沈みする自己評価を、できるだけ浮かせて、そこで一定にさせて。
2
苦しみ悲しみの泥沼の底からそっと引き揚げてやりたくなる。
3
苦しみも悲しみも重い。重いから落ちて落ちて泥沼の底に定住してしまっているけれど。
4
その底から引き揚げてやりたくなる。
*
1
浮き沈みする自己評価は、神様がしているのではなく、わたしみずからが行っているから、引き揚げてやることも可能なのだ。
2
愛情溢れるやさしい神様だったらきっと、ラストを輝かせてくれるはず。だなんて、勝手気ままに、やさしい神様を登場させる。
*
1
わたしは老いた。ラスト一周の鉦が鳴っている。
2
ラスト一周の期間は、審判のいかつい神様を、ほほえみのやさしい神様にして、わたしのこころの内に棲み着かせることにする。内神さまにして。
3
それでわたしのラストを安心させてあげたくなる。にっこりにっこりの日々を過ごさせてあげたくなる。
1
言い聞かせる、自分に。何度も何度も言い聞かせる。頷くまで。
2
「今がいちばんいい人生を生きているんだよ」「なにせ、咲いている薔薇を,此処で、美しく見ていることができる人生を、いま生きているんだよ」と言い聞かせる。安堵が来るまでずっと。
3
言い聞かせられた自分が、そのうち、しだいしだいににっこりにっこりし出す。
4
その気になって行く。それにふさわしい自分に変容していく。
5
できるだけいい評価をしてあげることにする、問いを発している自分に。
6
答えを出している自分が、ハイアーセルフ(高度に進化向上した次なるわたし)になっていることに気付く。
7
そうやって自分を、いい方へいい方へと導いて行く。安心へ安心へ導いて行く。
8
導かれていることを信じるようになると、変化が生まれる。新しい変化が生まれる。
9
嬉しくなって、それが沸騰点に近付いて来て、わわわっと泣き出したくなる。
10
そういう自分が生まれている。人は何度も何度も新しく生まれて行く存在であるということを知らされる。
雨が降っていない時間に、畑に出ました。残していた白菜苗10株を植え付けました。有機石灰、鶏糞を施肥して、耕し、土を軟らかくした後に。
終わったら、雨が降り出しました。濡れずにすみました。水遣りをしないですみました。
わたしは単細胞人間、短い時間でも、畑に出ていられると充足できます。
キンピラ牛蒡がおいしい。激辛の黄色唐辛子を使ってある。舌がひりひりする。唇がひりひりする。
これを炊きたてご飯の上に載せていただく。朝ご飯がおいしい。
おいしくても、わたしは老人。お茶碗半分いっぱいで腹一杯。
無手勝流という流儀があった。何もせずして勝つ、という流儀だ。
こりゃ、楽だ。
小さい頃に漫画本でそういうのを読んだ。それくらいの知識なんだが。
*
戦わないでいる、ということか。
*
戦いをして勝つ、よりは、戦わないで勝つ方が上策である。
*
というよりは、今日を勝利者として平凡に生きていればいいだけの話だ。
*
他者を羨まない。他者を妬まない。他者の領域の幸福侵犯をしない。戦わない。
己の現在を最高として生きる。
*
それができれば、それは道教の道士のような生き方じゃないか。
*
勝ちも負けもあるまい。勝ちも負けもないところで、勝ち負けをつけることもあるまい。
生まれて生きて老いて病んで死ぬ。これで人間の成長を得る。次の世界に進んで行ける。
これ以上はない。
*
もっともっとがあると思えば、戦いになる。これ以上を望めば、そこが勝ち負けの世界になる。
*
光が射して山が緑の山になっている。光が射して空が青い空になっている。光が射して、畑に薩摩芋の蔓が伸びている。光が射して、己の目が、射して来る眩しい光を見ている。
泣き出したくなって来る。
いいようにいいように、なる。
いいようにいいように、なっている。
そう思っておこう。
*
その反対を思って、苦しむこともなかろう。
自分をわざわざ苦しめることもなかろう。
*
いい日だと思えば、いい日になる。
すると、いい日を生きていられることになる。
いい日を生きていれば、感謝の白雲が山の上に湧いて来る。
にょきにょき湧き上がって来る。
それが觔斗雲になる。
不満にすることがないと、すっからかんになる。
あっても、ないにする。すると、すっからかんになる。
ねっからすっから虚無になる。軽くなる。風が吹き抜ける。
*
不満を大事大事に保存貯蔵していても、いいことはない。
だったら、捨て去るに限る。
棄てて軽々となったほうが、身軽だ。
*
なるようにしかならない。
なったところを、わたしの現在の最上最高にすればいいだけの話だ。
そこがわたしの成長プロセスの一歩となるんなんだから。
10月3日、木曜日。まもなく8時半。気温19・9℃。湿度90%。一日、1ミリの雨後曇り、ほどらしい。いまは雨は止んでいる。
20℃を下回っているとひんやりする。長袖長ズボンが必需品になる。風はない。畑に下りて行けそうだが、決断が鈍っている。
夕方には晴れるから、そこで畑に出よう。6時前には日が落ちる。
*
昨日もそうした。2時間ほど畑仕事をした。鶏糞と有機石灰を撒いて土を耕してから、ホームセンターで買って来た白菜苗を移植した。
畑仕事をしているときは、お爺さんはすっからかんになっている。
「すっからかん」は、何もないことの擬態語。すっからかんになると、快感快感していられる。