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家を出て海を見下ろす駅で降り   わたしの落選の川柳の句

2022年08月16日 11時26分13秒 | Weblog

家を出て海を見下ろす駅で降り      山鳩暮風 

 

 

季語がないからこれは川柳。行く当てがないが、とにかく家を出る。海に向かう電車に乗る。海が見えてきた。ここで降りる。白い波が浜辺に届いている。これから電車はずっと海沿いを走っていくはずだが、ともかく降りる。降りてその後どうするか。それも不明。そろそろと歩き出す。

 

誰にでもあることかもしれない。いや、無用の人間だけが経験させられることかもしれない。        

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