家を出て海を見下ろす駅で降り 山鳩暮風
☆
季語がないからこれは川柳。行く当てがないが、とにかく家を出る。海に向かう電車に乗る。海が見えてきた。ここで降りる。白い波が浜辺に届いている。これから電車はずっと海沿いを走っていくはずだが、ともかく降りる。降りてその後どうするか。それも不明。そろそろと歩き出す。
誰にでもあることかもしれない。いや、無用の人間だけが経験させられることかもしれない。
家を出て海を見下ろす駅で降り 山鳩暮風
☆
季語がないからこれは川柳。行く当てがないが、とにかく家を出る。海に向かう電車に乗る。海が見えてきた。ここで降りる。白い波が浜辺に届いている。これから電車はずっと海沿いを走っていくはずだが、ともかく降りる。降りてその後どうするか。それも不明。そろそろと歩き出す。
誰にでもあることかもしれない。いや、無用の人間だけが経験させられることかもしれない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます