1
(われらはみな)曽て更(むかし)に世尊に見(まみ)えたる(者)なれば、則ち、能く此の事(=阿弥陀仏の本願)を信じ、謙(こころ慎み)(仏を)敬い、(説法を)聞き、奉行(=受容実践)して、(今生に於いて)踊躍(ゆやく)し、歓喜(かんぎ)せん。
浄土真宗経典 「東方偈」より
2
仏典はわたしを慰撫します。だからその通りにわたしは慰撫されます。ほいほいほいほいと乗って乗って、慰撫されます。よかったなあと思います。
3
踊躍歓喜に導かれている己の立ち位置を有り難く思います。此処まで来るには長い長い生死の歴史を掻い潜って来なければなりませんでした。
4
踊躍とは「躍り上がる」ことです。踊躍歓喜は、だから、躍り上がって喜ぶことです。手を舞わせ足を舞わせ、全身全霊を舞わせて、歓喜を表現することです。
5
わたしはそこまで至ってはいません。静かにしています。静かに聞き入っています。そしてほとほとほとほとこころをあたためています。いま此処で、仏と仏の教えに出遭っていることをよろこんでいます。
6
空は仏です。海は仏です。山は仏です。風は仏です。雲は仏です。水は仏です。酸素は仏です。光は仏です。わたしはたくさんのたくさんの仏に見(まみ)えています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます