今朝の即興詩 「巨大おにょろ」
入り込む。入り込む。入り込む。青虫がキャベツの奥へ奥へ入り込むように。
入り込む。入り込む。入り込む。つるんつるんとしている。両手で掻き毟る。
入り込む。入り込む。入り込む。微小へ微小へ微小へ。そのまた微小へ。
入り込む。入り込む。入り込む。微小は何処までも微小を割り込んで続く。
入り込む。入り込む。入り込む。突然に出て来る。もろもろの巨大が出て来る。
おにょろにょろ。おにょろおにょ。わたしもその一つの巨大おにょろになる。
巨大おにょろが見下ろしていると、そこに海が溢れ出して来る。波が真上を目指す。
*
わたしが見せられた幻想の絵の世界を文字で描いてみました。
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