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奥床しい日本人は、この目出度さを形に表現します。新米でお餅を搗きます。杵(きね)も臼(うす)ももう見かけなくなりましたね。日本古来の伝統行事が壊滅しました。餅搗き機械が登場して来たからです。
餅を搗くのは一年間をずっと守って頂いたお礼です。鏡のように円い、円満な鏡餅を、守護加護担当ご贔屓(ひいき)万霊さま、神さま仏さまにお供えします。お供えすればよろこんでもらえるのです。万物がよろこぶ風景が生まれます。これで行き先一年の福寿お祝いもします。
そうですそうです、すべてのすべては一年間ずっと守って頂いたのです。それで息を繋いで来られたのです。
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