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<おでいげ>においでおいで

たのしくおしゃべり。そう、おしゃべりは楽しいよ。

誰かに思っていてほしい。

2024年01月21日 10時01分14秒 | Weblog

ふん、だ。わたしを思っていてくれる人はいない。心細い。

広い天地なのに、誰も居ないように思う。思われていないわたしはいてもいなくてもよくなっている。

誰かに思っていてほしい? それはなぜ? どうして?

どうしてなんだろうね。

思っていてくれる人が、じゃ、現れたらどうなる? 100才若返る? そんなこともあるまいに。 

思いはエネルギーである。パワーを持っている。電気を帯びている。高電流が流れている。

「思う」ことができるのが人間なのであるが、それが途切れてしまうと、人は干涸らびてしまう。無活発になってしまう。思いを受けて思いを返すことがなくなってしまうと、アスファルト道路上で焼け付いた蚯蚓になってしまう。

夕暮れのハグロトンボの羽根透けて天地の透けてわたしが消える

薬王華蔵

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時は、去って去って去って行くばかり。

2024年01月21日 09時40分40秒 | Weblog

日曜日。曇り。晴天に向かう兆しがある。風はない。比較的あたたか。9時の朝ご飯。黄な粉をまぶした黄な粉餅を食べた。

昨日の朝もその前の朝も黄な粉餅だった。餅は、鏡餅を割って、黴が生えないように水に漬けてある。それをお椀に入れて水に浮かべ、電子レンジでチンしてやわらかくする。高菜の一夜漬けをおかずにする。

時が大河を流れていく。去って去って去って行く。今日はもう1月も21日まで来ている。去る月日を去らして、新しい月日を新しく新しく迎えている。真新しい今日をどう生きるか。

そんなに身構えをしなくとも、月日は柔らかな物腰をしてやわらかに流れているのだが、月日を敬って、丁重に接したくなる。何をすればいいのか。

クレヨン水彩画で、緑色のしたたる葉っぱをつけた蕪を描こうか。葉書の裏に。これで小半時が暮れる。すると葉書の裏に月日が、蕪の葉の鮮やかな色を伴って、生き生きと残ることになる。

 

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そろそろ帰ってくれないか。

2024年01月21日 08時23分24秒 | Weblog

こんな俳句を投稿したら入選するのかな? 古代と現代が結婚しています。

春は曙そろそろ帰ってくれないか

櫂 未知子

春は曙やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる・・・で、清少納言の「枕草子」が始まります。始まった途端に、「ねえ、そろそろ帰ってくれない?」と言い出しています。もちろん、男性が女性の家に来るのが平安時代の風習ですから、朝が明けたら男女の睦言は終わりを迎えます。帰って行くのは致し方はないのです。山際がほんの少し明るくなって雲が紫色にたなびいています。

でも、こんなふうにも読めます。遠くにいる人、いい人に向けて「もういいじゃない、帰って来てくれても」と呟いている人がいます。目覚めて、空が明るくなっても、いい人はいません。

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布団は島にもなる。島と島の間には海がある。

2024年01月21日 08時07分30秒 | Weblog

おなじく櫂未知子の俳句を味わう。

佐渡島ほどに布団を離しけり

櫂 未知子

布団は島にもなる。島と島の間には海が横たわる。しかし、布団という島は動く島である。島の住人の意思で移動する。近付いたり離れたりする。今夜のわたしの島は佐渡島ほどの遠いところへ間隔を広げている。こうしておいていい人を不安にさせて、それで誘い込むのだ。男女はさまざまな工夫をほしがる。

肌を寄せ合いたくなるときには島はぐんぐん近付いて合体する。島の浜辺に波がしぶく。

ちょっと色っぽく解釈してみました。

こんな俳句があったんだなあ。さっぱりした色気があるよ。

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人間の幸福ってこんなもの?

2024年01月21日 07時31分54秒 | Weblog

雪まみれになる笑ってくれるなら

櫂 未知子(1960年北海道余市生まれ)

笑ってくれるのは? 誰? いい人? 何処にいると雪まみれになる? 季節はもちろん冬。厳寒。帽子をしている。マフラーを巻いている。たぶん、防寒用の厚手のジャンパーを着込んでいる。もちろん手袋も。黒い色眼鏡もしているかも。

雪が深い。駆け回る内に何度も転ぶ。笑ってくれる人がいる。笑った人も転ぶ。わははうふふになる。今度はわたしが笑う番になる。笑っているうちに、距離が近くなる。物理の距離も、心理の距離も、一気にうちとける。

この世の重さがしだいに軽くなる。この世が遊戯たわむれる場に変わる。人間の幸福ってこんなもの? これくらいで、こころの宝物入れボックスがあふれている。いい人といる。

1月21日。ここらあたりに雪はない。来週から寒くなるらしい。雪も降るかも知れない。わたしはあなたが転んでも笑ったりは出来ない。転んだらタイヘン。高齢者はすぐさま捻挫骨折腰痛を引き起こしてしまい兼ねない。

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ま、これくらいなら耐えていける。

2024年01月21日 07時19分50秒 | Weblog

1月21日になっています。日曜です。6時に起床しました。それからコタツに入っています。気温は10・7℃になっています。久しぶりにテレビをつけて7時からのNHKニュースを見ています。家族は誰も起きて来ません。日曜だからゆっくりしているようです。

夜中に4度もトイレに通いました。2時間おきに目が覚めます。昼間はトイレが遠いのに夜になるとこうなります。泌尿器科にかかって治療薬をもらって飲んでいましたが、効き目がありません。諦めています。ま、これくらいなら耐えていけると自分に言い聞かせています。

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