チャンポン屋さんの「若柳」に数十年ぶりに行って来た。牛肉チャンポンと豚肉チャンポンとがあり、わたしはポピュラーな豚肉チャンポンを食べた。
チャンポンを運んで来た店員さんが、わたしの名を呼んで、「先生こんにちは、わたしNです。覚えておられますか」と言われた。「店に入ってこられたときから、あ、先生だと分かりましたよ」「3つ違いの姉もいました」「卒業してから20年が経ちました」「英語が好きだった姉はイギリスへ行って仕事をしています」などと話をされた。
思い出した。中学・高校6年間教育を受けた人だった。中学一年生だったそのときの顔が浮かんできた。それからお姉さんの顔、お母さんの顔も。
思い出してもらっていたことを感謝した。声を掛けてもらって感激した。有り難う有り難うを何度も口にした。嬉しかった。