遊び歌 「さあ タイヘンだぞ」
美しい人を 美しく見てしまった さあ タイヘンだぞ いやあ ほんとにタイヘンタイヘン どうしていいのか分からなくなる しかし、こんなタイヘンだったら そりゃ いい方のタイヘンじゃないか 美しい人を 美しく見ることができないよりは うんとマシじゃないか なんて結論づける 危ない危ない 危なくてもなお 美しい人を美しく見ている そして途方に暮れているキヨシちゃん 可哀想だなあ
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曲付けができないかなあ。おもしろおかしく。
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美しい人を 美しく見る その何処が 悪いんだ！ 美しい人を 美しく見ないよりは うんとうんと マットウなんじゃないか！ なんて自己正当化している お馬鹿さん 苦しんでらあ
世間虚仮 唯仏是真
世間は虚仮（こけ）なり 唯 仏のみ 是 真なり
我が暮らしは嘘、偽りの中に営まれていているが、そうではないものがある。確かに一つある。それが仏という真理体現者の、世界だ。ではその嘘偽りではない世界に、生きられないか。
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ほんとうだろうか。仏こそが虚仮で、世間のみが真、なのではないのか。いや、そういう生き方をしているのではないか。そこから一歩も離れたことはない、のではないか。
聖徳太子が、虚仮を大事にして暮らしているわたしのところまで歩いて来られて、わたしに問い掛けられる。
しかしこれは、わたしの虚仮であって、この世間の虚仮とは思えない。よって、わたしは世間に執着をし続ける。毀誉褒貶の世間に執着し続ける。そうする限りは、畢竟、わたしの虚仮はあり得ないことになる。それを頼みにしているようだ。
狡いぞ、さぶろう。
