小田原の芸術文化の発表や鑑賞、また会議場や結婚式場として昭和から令和までの時代に利用されてきた小田原市民会館。残念ながら老朽化のため昨年7月末に閉館となってしまった小田原市民会館の本館と大ホールは、まもなく解体工事が始まろうとしている。小田原市民会館は1962年に大ホールが完成し、3年後の1965年に本館も竣工。長年に渡り小田原の芸術文化活動の中心的施設だったが、三の丸ホールの完成により役目を終えて開館から59年の歴史に幕を閉じた。閉館後、解体に向けた準備が進み昨年度は解体工事に係る実施設計が策定。今年度は解体工事の入札が行われ先月下旬に施工業者が決定している。旧小田原市民会館解体撤去工事の工費は税込752,047,560円。工事の規模から入札参加は大手と地元のJVばかりなのかと思っていたが、JVは1事業者のみで残り6社は地元の企業だった。工期は2024年の8月末までの予定。解体工事の進捗を定点撮影などで記録に残したいと考えている。
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