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小田原の端々



県内の橋やトンネルに取り付けられている金属製の銘板の盗難がここのところ続いている。この小田原でも久野川に架かる橋の銘板が最近被害にあった。小田原市久野の久野川に架かる上河原橋。先日、和留沢方面へランニングに出かけた際に上河原橋を通ると銘板が無くなっていた。上河原橋の銘板は4本の親柱に縦長に取り付けらてれいた。そのうちの3本の親柱に設置されていた銘板が盗難被害にあってぽっかりと穴が開いた状態。唯一盗難を免れたのは右岸下流側の親柱の銘板で「かりかわ」と刻まれている。真ちゅう製かブロンズ製かは分からないが、おそらく銅の化合物のような金属で重さは10kg前後くらいだと思われる。銅化合物のスクラップの買い取り価格は300円前後/kgなので3枚盗んでも大した金額にはなりそうもない。新たに銘板を制作すると1枚あたり5万円前後のようだ。上河原橋の銘板は四隅をねじ留めして固定してある。使われているのはプラスねじだが、サイズの合わないドライバーで盗難しようとしたようで十字穴がつぶれていた。上河原橋の銘板は以前撮影した記憶があったので、帰宅後に探したところ2011年の秋に左岸下流側の親柱に取り付けられていた銘板を撮影した写真が見つかった。こんなことになるなら4枚の銘板すべてを撮影しておけばよかった。親柱から銘板が無くなっただけで、随分と橋がみすぼらしく見えてしまう。早いこと犯人が逮捕されて、銘板が元の場所に戻ると良いのだが。

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