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おおこしひろし//あーとわーくえとせとら

宇宙がいろずく季節

2013-12-07 | 日記・エッセイ・コラム

66ま、

これと宇宙を結びつけるなんて現実的ではないが、

宇宙となずけたなにかと、街の断片を重ね合わせると、

一枚の落葉が、今まさにひらひらと・・・

これから、オー・ヘンリーの「最後の一枚」を思い浮かべるなんて、

若い時の記憶が、どこかにすり込まれているんだろうね、

「最後の一枚」の筋書きは忘れたが、

あれは、リーフであってルージュじゃないことぐらいは覚えてる、

初冬の風景か、

落葉樹には、必ず最後の一枚がある、

いま、まさにその一枚が落葉しているかもしれない、

世界に落葉樹が何本あるか、なんて考えなくていいのかも、

これは、例えば、の話だから、

一本の樹さえ見えれば、

一本の樹だけ見ていれば、

現実は数え切れないくらいの落葉樹があるけどね、

それはいいとして、

こんなことを書きたいがために、この絵を作ったのではない、

偶然に、

いや、これが必然か・・・

例えば、あくび一つしただけで、自分または辺りの状況が変化してみえるように、

数十分前に意識していたことが無意味になり、今の一瞬が脳を支配する、

どこに行くのかはわからないが、新しい1ページが開かれたということか、

希望に満ちた1ページというわけではない、そこらにある1ページだが、

その開かれた1ページは宇宙の微細なる変化の一コマかもしれない、

宇宙は静かに膨張している、

この1ページが開かれたのも、膨張の一端かもしれない、

ま、

それはいいとして、


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