初めての妊娠&子育て

8歳差の姉弟を育てています。色々色々ありますが、子育ても仕事も結構楽しくやっています。

大きくなったね会(すみれ組)

2009年02月25日 | Weblog
先日の土曜日にちびの保育園で『大きくなったね会』がありました。
幼稚園でいうとお遊戯会にあたるこの行事毎年楽しみにしていたりします。

今回ちびたちの出し物は、オペレッタ「どうぞのいす」と手話歌「にんげんっていいな」
以前にも書きましたが家に絵本があり、ちびは登場人物のロバさんの役でした。
そんな訳で前日から特訓?に駆り出され「ママ、クマさんね。はいセリフ~」」
「ママちがう!“と”じゃなくて“の”」などと非常に厳しい指導を受けつつ夜が更けました。

さて当日、いつもの休日のようにちびはグーチョコランタン?などのために早くから起き出し、人を叩き起こし、別段緊張する様子も見せずにのんびりと午前中を過ごし
なぜか夫は今日に限って床屋さんへ(しかも10時からの予約)
なんでよりによって今日なのかなぁ
12時には保育園にちびを連れていかないといけないというのに…
この辺は、はとてもよく似ているなぁと思う
見ていて ああ、ここはだなぁとかだなぁとか思う所がちらほらと見える
に似ている所
マイペース、妙なところで頑固、集中力のあるコツコツ型、勘が良い、穏やか、慎重派
に似ている所
負けず嫌い、感受性が強い、記憶力が良い、口が達者、笑い上戸
挙げていくとキリがないのだが、どちらにもない要素も多く、そこがまた面白かったりする。
まぁそんなわけでのんびりとちっとも急いでくれないのおかげで私は自転車を飛ばし、ちょっとだけ点滅信号を無視してちびに注意されたりしながらも、無事に12時に保育園に到着しました。
夫は後から来るとのこと…。
まぁ開始は12時30分からですからね
会場に入ると…。沢山の人がでもなぜか良いところに座れてしまいました。
夫は25分に到着

ちびたちの出し物が始まりました。「どうぞのいす」のお話しをかいつまんで説明しますと
うさぎさんが作った椅子をめぐって次々に繰り広げられる思いやりのリレーとも言えるこの物語、動物たちが、いすの上に置いてあるものを「どうぞならばいただこう」と食べてしまうのもかわいくて楽しいのですが、全部食べてしまっては悪いというので持ってきたものを置いていくという、「思いやり」が心を和ませてくれます。最後のオチもよくできています。

最初にうさぎの役の子が2人でてきておもちゃの木槌を使い椅子をトンカンと叩きながら歌を歌います。
そしてセリフを言いながら椅子を移動させ、看板を取り付け去って行きます。

次に現れたのは、どんぐり拾いをしてきたロバさん
椅子の上にどんぐりのかごを置き、そばにある木陰で眠ってしまいます。
が、その寝ているはずのロバの1頭が私に手を振り「ママー。ママー。」
うれしいけど寝たふりしててください。
もうひとりのロバ役の子はぎゅっと目をつぶっています。

そこへクマさんがやって来て、「どうぞならばいただこう」
そこで子どもたちの合唱「たーべちゃった♪たべちゃった♪」
「でもみんな食べてしまっては後の人におきのどく」と蜂蜜のビンを残して行きます。

その後やって来たのはキツネさん
同じく蜂蜜を平らげ、焼きたてのパンを残して去って行きます。(同じく合唱有り)

最後に現れたのは10匹のリスさん。(みんな2倍の人数なので20人のちびリス)みんな栗拾いの帰りです。
そしてパンをすっかり平らげ、栗を代わりに入れて行きます。(同じく合唱有り)

目覚めたロバさん「あれ~?ドングリって栗の赤ちゃんだったのか~」
ふと気が付くとピアノを弾きながら、担任の先生が号泣しています。
次の手話歌では、黒のパンツに白のブラウス、赤い蝶ネクタイをつけ
みんなで歌います。
私もそこでちょっとウルウルと来ましたが、思い切り調子を外して歌ってくれた男の子の歌声で涙が引っ込みました。

最後に1人ずつ名前を呼ばれ元気よく返事をするちびたち
みんな拍手拍手です。

実はちびの組は年間で2回も担任が変わるというトラブル?があり少し影響の出た子もいたらしいです。ちびは至極元気に通っていたので、ああ良い先生だったのに残念だなぁと思うくらいで、全く気にしていませんでした。
そんな訳で無事に終わった大きくなったね会でした。