初めての妊娠&子育て

8歳差の姉弟を育てています。色々色々ありますが、子育ても仕事も結構楽しくやっています。

赤ちゃんの利き手はいつごろ決まる?

2005年07月17日 | Weblog
最近気が付いたのだが、ちびはボールを投げたりするのは右手
絵本をめくったり食べ物をつまむのは左手である。
私自身は右利きなのだが、ちびの利き腕はいまいちまだよく分からない。
本来右利き、左利きは脳の運動中枢によって決まるともいわれています。
利き手がいつごろ決まるかは研究者のあいだでも意見が一致していないのですが、
日本人の場合、2歳までに85%が、6歳までに95%が右利きになるといわれています。

一般的に、利き手が決まるといわれているのは4~5歳。
このころになると、お箸や鉛筆を持つことができるようになり、
見た目にも、片方の手をより頻繁に使っているのが目立つようになってきます。

利き手が決まるはっきりした理由はわかりませんが、
大きく影響すると考えられているのが環境的要因。
「保育園の友だちがみんな右利き」
「親が左利きなので、いつもの習慣で左に箸やスプーンなどを置く」など
家族や身近な人の模倣、生活習慣などが関係しているようです。

自分の子どもが左利きとわかった途端、直したいと感じる親も多いとか
世の中には右利きの人が多いので、駅の改札や文字の書き順など
生活する上で不便なことが多いのも確か

どうしても気になる時は、子どもが自然に右手を使う場面を増やしてみるといいらしい。
スプーンを右手で持って「ママと一緒にこっちの手でにぎにぎしてみる?」などと、
子ども自身の真似したい気持ちを上手に利用してみるのも手です。

ただ、これも3歳前後まで。
4歳を過ぎてから無理に矯正させるのはよくないそうです。
例えば左手で鉛筆を持つたびに右手に持ちかえさせるのは、子どもにとってストレスだとか。
さまざまな神経症の症状を引き起こす原因にもなります。

今は昔と違って個性が大切にされる時代。
利き手にこだわらず、たとえ左利きでも、
子どもの個性のひとつとして受け入れるべきとのこと。