juntarouじいじの日々是好日

保谷障害者福祉センターの卒業記念に「じいじにも出来るよ」と言われて始めたブログ、早いもので、もう19年目に入りました。

センター文化祭

2017年11月17日 | 保谷障害者福祉センター




明日は崩れるようですが今日は良い天気でした。

今日明日とセンターの文化祭が開かれているので、午後からばあばと一緒に顔を出して来ました。受付で名前を書いて中へ。丁度その時間帯は訓練室で利用者体験談の発表をやっていて、みなさんそちらに集まっていたので、とりあえず、各教室の展示の写真を撮りました。上の写真は陶芸教室とパソコン教室の展示です。陶芸はひと頃に比べて人数が少ないので、少々寂しい感じもしないではありませんが、みなさんの作られた素敵な作品が並びました。来週月曜の陶芸教室の時間に、これらを並べてO先生の講評の元、品評会をやり、一品ずつ私がカメラに収めることになっています。

パソコン教室で今年発表されたのは、「しおり」の作成を中心に、O・Yさん。文化祭のプログラム作成を中心に、S・Yさんのお二人でした。

高次脳機能障害の人達が作成したセンター近辺のバリアフリー情報などもありました。良く知った顔、滅多にお会いしない顔、小一時間みなさんとおしゃべりして、帰りに革細工で作られた「しおり」と園芸で作られた「匂い袋」を、お土産にもらって帰って来ました。

下に、作業療法で作られた作品、絵画と書道教室、それに園芸教室の展示の写真を並べておきます。







昨日、Bunkamuraのル・シネマで、今年のノーベル文学賞を受賞した日系イギリス人、カズオ・イシグロ氏原作の映画「日の名残り」を見て来ました。原作発表が1989年で映画化されたのが1993年だそうです。アンソニー・ホプキンス、とエマ・トンプソン、抑えた演技で心理表現が見事でした。
イギリス、ダーリントン邸の老執事スティーブンスが1956年の現在と、1920年代から1930年代の回想を行き来しながら話は進みます。実際の貴族の館で撮影されたとかで、麗しい調度品、当時の上流階級や使用人たちの衣装、登場するクラシックカー、など、物語以外にも見処が沢山ありました。

そうそう、NHKでも放送されたようですが、同じようなシチュエーションのイギリスの歴史ドラマ「ダウントンアビー」が日本でも人気だそうですね。J:comで放送されているので録画しておいて私も見ております。1900年代初めからのイギリス北東部ヨ-クシャーの貴族の館「ダウントンアビー」で当時の史実や社会情勢を背景に、貴族一家とその使用人たちの生活を描いていく連続ドラマで、なかなか面白いですよ。



ゴヨーツツジさんが「釘づけになりました」と仰る作品とはどんなものなのか( ◠‿◠ ) 興味を覚えてネットを見てみたら、出ていました。前原冬樹さんて、私は全く知りませんでしたが、ゴヨーツツジさんに代わって前原冬樹の「一刻・皿に秋刀魚」をご紹介。





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2 コメント

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日の名残り (ごようつつじ)
2017-11-18 10:31:28
「日の名残り」、大好きな映画です。
もう何度も観ましたが、カズオ・イシグロさんのノーベル文学賞受賞を聞いて、また観ました。

ダウントンアビーもずっと観ました。
NHKで放映していましたが、吹き替えだったので、DVDが出るのを心待ちしながら観ましたが、ついに終わってしまい、今年の夏はちょっとしたダウントンアビー・ロス状態でした。

前原冬樹さんの「一刻・皿に秋刀魚」の写真をありがとございます。
今回の展覧会の作家たちは、明治も現代も知らなかった方たちばかりでした。
前原さんは、「プロボクサーを経て、30代で芸大で油絵を専攻し、彫刻に転じた異色の作家」と紹介にありました。
わが家も植木屋が終わり今年も残るは年賀状作りだけになりました (きゅりー婦人)
2017-11-19 10:02:40
毎回思うのですが、じいじ様はセンターの文化祭には何も出品されないのですか。こんなに素敵な写真が沢山あるのに。ひょっとしたら、パソコン教室と陶芸教室の先生(私からはどう見ても先生です)をされているので遠慮されたのかな。また「むくろじの会」も出品するものがないようですが、お弁当箱の包み紙などを作品にしてはどうですか。
「日の名残り」は素敵な言葉ですが、残念ながらこの本も映画も知りませんでした。そもそも最近は本を読んでもノーベル賞作家の本は読まなくなりました。昔は川端康成やヘミングウエイなどは読んだものですが。因みに、現在読んでいる本は東野圭吾の「マスカレード・ナイト」や小川糸の「キラキラ共和国」といった通俗的なものばかりです。
ドラマ「ダウントンアビー」はエリザベス女王も大ファンだったそうです。時々ドラマの中の間違いを指摘され、例えばドラマの中で第一次世界大戦の英雄がつけていた勲章を見て、「これは第二次世界大戦のものだよ」と指摘されたそうです。また「ダウントンアビー」とは「ダンントン村のお屋敷」と言う意味だそうですね。またアビーはウエストミンスター寺院の英語名のabbeyと同じとか。
前原冬樹のこの「皿に秋刀魚」も一本の角材から掘り出したものだそうですね。運慶も凄いと思いましたが、この方もある意味凄い方ですね。それにしても、ごようつつじ様はこうした「いい仕事している方」をどのようにして見付けられているのでしょうね。それだけ良いネットワークをお持ちと言うことですね。

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