今日から10月ですね。アメリカ大リーグではワールドチャンピオンを目指してのポストシーズンが始まりました。先ほどまで、アメリカンリーグで青木のいるロイヤルズとアスレティックスの1試合だけの地区シリーズ進出をかけた戦いを見ておりました。追いつき追い越されのロイヤルズが延長12回にサヨナラ勝ちを決め、地区シリーズへの出場を決めました。青木も9回に同点になる犠打を打って貢献度大でした。これでアメリカンリーグの地区シリーズはオリオールズとタイガース、エンゼルスとロイヤルズの組み合わせとなりましたが、今年は日本人の選手は青木一人だけで少々寂しくもありますね。
昨日夕方から、ご近所の奥様に誘われて「甲斐道雄メモリアルコンサート」を聴きに練馬文化センターへ出かけて来ました。車でとも思いましたが、練馬文化センターは練馬駅の直ぐ北側にあるので、それほど歩かなくてもいいかと結局電車で行きました。40数年前の話で、なんですが、文化センターの所は以前は鐘紡の工場跡地だったんですよ。結婚後1年ほど、この北側に住んでいたことがあります。この辺りもすっかり変わってしまって、私の記憶も、ぼんやりしてあんまり覚えていません。
甲斐道雄さんは(私は知りませんでしたが)フルート奏者として欧州で活躍後、日本では主に武蔵野音楽大学の教授として後進の育成に努められ、昨年9月70才で亡くなられた方だそうです。昨日のコンサートは、甲斐さんに教えを受けた人や縁のある人、フルートなど管楽器の演奏が中心でしたが、みなさん一流の演奏家で、音大の先生をされている方が多かったようですね。中にはNHK交響楽団のオーボエ首席奏者の青山聖樹さんのような、オーケストラの現役首席奏者の方も何人かおられました。青山さんは現在47才、お父さんが甲斐さんと同級で赤ん坊の頃から可愛がってもらったそうです。オーボエをたっぷり聴かせてくれました。武満徹の現代音楽からバッハ、モーツアルトまで、フルート、オーボエ、クラリネット、ファゴット、ホルン、それにヴァイオリンとチェロが加わり多彩な音色で楽しませてくれました。ところで、フルートとかホルンとか金属で出来ているのに、どうして木管楽器と言うんでしょうね。私の昔からの疑問の一つです(*^_^*)
そうそう、東京芸大の現学長の宮田亮平さんが挨拶に立たれましたが洒脱な方なんですね。東京駅の4代目「銀の鈴」の製作などでも知られる(これも私は知りませんでしたが)金属工芸家で横綱審議委員会のメンバーでもあるんだそうで、芸大で甲斐さんの2年後輩だそうです。「私は甲斐さんの奴隷みたいなもので・・・・」と、会場を沸かせておられました。甲斐さんの家は西東京市の「いこいの森公園」の傍だそうで、テニスが好きだったようですね。お誘いを受けた奥様のお友達が甲斐さんのテニス仲間だったようです。なかなか良い雰囲気のメモリアルコンサートでした。
日曜日のNHKホールでのN響のコンサート。モーツアルトの41番「ジュピター」とチャイコフスキーの第6番「悲愴」良かったですよ。同時に聞けるなんて幸せでした。
このチョウチョも「ツマグロヒョウモン」でしょうか。清風さんから第二弾の写真が届きました。先週金曜日、センターの庭で、またまた清風さんを待っていてくれたそうです。「じいじさんも一眼レフを持って行って撮ったら」と、コメントが付いていましたが、一眼レフの望遠で撮るとなると、車いすで行かないとだめなので、それに私を待っていてくれる保証もないですしね(*^_^*)