のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

梅雨入り直前

2018年06月03日 | 日記・エッセイ・コラム

 週明けには梅雨入りの声が飛び交いそうな状況。からっとした晴れ空もそろそろ見納めかな?台風も二つほど発生しそうな気配です。

 4月から毎週土日には何かしら地区の行事が入って振り回されていましたが、今週は久しぶりに行事がない土日だったので、のんびりできるかな?と思っていましたが、梅雨入り前にやることも多々あるのであわただしく過ごすことになりました。

 今日は酪農家の牧草収穫の手伝いに行ってきました。 

 ロールベールと言う巨大な牧草のバームクーヘン。およそ500kgほどあります。2トンダンプに二つ積み込んで牛舎の近くの作業場に持って行って、ラッピングマシーンと言うラップを巻き付ける機械出グルグル巻いて冬の餌にします。

 農業者年金をもらえるようになって酪農をやめた人や、主が亡くなって牧場を閉鎖したりのこの一年で、牧草の収穫に人手が足りない事態になり、急きょ手伝いに行くことになりました。

 実は二十数年前にこの機械化導入する際に加わっていたメンバーなので、皆顔なじみです。データを収取したり、海外の技術書を翻訳したり、役所に陳情に行ったり、夜な夜な集まっては検討を重ねた顔ぶれでした。

 かつては乳牛を飼う酪農家だけの牧草地でしたが、酪農家の戸数が減ったので和牛を飼う繁殖農家も牧草の組合に加わるようになったようですが、それでも人手が足りない作業になってしまったようです。

 20年も前ならキューブ型の乾草を手でトラックに積み込んでいたので4-5日かかる作業でしたが、機械化の霊験あらたか、一日で終わってしまいました。

 元気が良いのは後継者がいる牧場で、20代の若い後継者が活躍していました。

 私と同世代の親たちは、「タッチパネルで機械の操作なんて、どうにも実感がなくてわからねぇ。やっぱ、レバーを引いたりハンドルグルグル回したりしねぇと仕事した気にならねぇやなぁ。」と傍観してました。

 世代交代なんですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする