のすたる爺や

文明の果てなる地からのメッセージ

髪型

2018年06月25日 | 日記・エッセイ・コラム

 日本チャチャチャ疲れに猛暑が重なってきつい一日でした。

 朝、急須にお茶を入れたつもりが青のりでした。疲れてると思ふ。

 セネガルのシセ監督、2002年のワールドカップの時に選手として出場していて、予選でフランスを破る番狂わせを起こしてベスト8に勝ち進んでいる。今大会で最年少の監督で、唯一の黒人監督だそうです。

 あの独特の髪型はドレットヘアーと呼ぶらしいのですが、70年代にボブ・マーリーが活躍した頃に出始めた髪型です。それまではアフロヘアーと言うパパイヤ鈴木のような髪型がブラックコンテンポラリーの象徴だったのですが、ボブ・マーリーのアフリカ回帰思想のラスタファリズムの影響でジャマイカあたりからドレット(恐ろしい)ロックス(房状)が知られるようになったと記憶してます。

 ラスタファリズムでは髪の毛を洗わない決まりがあったようですが、都内の駅や公園にたむろする思想信条に関係なく髪の毛を洗わない、洗えないおじさんたちが同じような髪形をして流行を先取りしていました。人々はレゲエのおじさんと呼んでいました。

 稀にこうしたレゲエのおじさんが何処から紛れ込んだのか、体に布団巻き付けて山手線に乗りこんで来て車内がパニックになることがありましたが、揮発性のものすごい匂いで近寄れない凄惨な事態を招いていました。

 ボブ・マーリーの死から37年。ドレット・ロックスもこぎれいにダンディーに決められるよう進化したんですね。

 それより遡ること10年。

 帰ってきたウルトラマンに古代怪獣ダンガーと言う怪獣が出てきました。ジャマイカではなくもうちょっと手前の南太平洋の孤島にいた怪獣でドレットヘアーの原型を持っていました。

 案外、この怪獣がドレットヘアーの原点だったりして。

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