魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

川から流れ着く物

2007-10-15 23:05:23 | 自然の変化、お天気
段々、秋の深まりを感じるこの頃です。
ホットカーペットはとっくに出しています。
いよいよ、ストーブを使う日も近いでしょう。
11月になれば、魚沼の山に初雪が降ることでしょう。
今年の雪はどうなるのでしょう?
家の周りの雪を捨てるために、川の水を庭の池に引き入れて、
また、川に流しています。
今の時期は、山から、いろいろな物が流れてきます。
栗、木の葉、草、胡桃などが流れてきます。

畑の肥やしにするため、山に落ち葉を集めに行こうか?
と前々から考えていました。
昨年から、落ち葉を集めて、冬の間に堆肥作りをしています。
今年はもっと沢山の堆肥の材料が欲しいと思っていました。
それで、この川から流れてくるゴミに注目しました。
わざわざ、山まで行かなくてもこのゴミを集めればいいのではと。
それで、この前より、せっせと引き入れ口に引っかかる草や
落ち葉を集めています。
集めた草や落ち葉に米糠や酵母液をかけたりしています。

結構、胡桃も流れてきます。写真は拾った胡桃です。

ばあちゃんが 胡桃を拾いに行ってきたのか? と聞きました。

川で拾ったのだ と言いましたら、

へーいっぱいあるねー。

と感心していました。

小学生の頃、「胡桃割り人形」という本を読みました。
その時、胡桃はヨーロッパにしかない木の実なんだと思いこみました。
四国や関西では胡桃は見たことがなかったのです。
そして、こちらに住んで、それが思い違いだったことを知りました。
家の後ろの川の土手に大きな胡桃の木があり、胡桃が沢山なっていました。

今は、その木はもう、ありませんが。











娘の何気ない言葉

2007-10-12 11:02:51 | 家族、行事
昨夜、家族で話をしていた。
5年生の娘は、今、学校の総合の授業で、米作りを学んでいる。
田植えから稲刈まで体験した。
それぞれのテーマを考えて、発表したりしている。


娘は、何気なく、こんなことを言った。
「こんな、おいしいお米をタダで食べられる所に生まれて良かった。」
コシヒカリの誕生の歴史を学んだりしているし、
毎日、おいしいお米を食べられる
幸せを実感しての言葉だと思う。
先生方、ありがとうございます。
やっぱり、総合学習は、このままの、授業数を減らさないで欲しい。
教科書では学べない大切なことを学んでいると思う。

2007-10-11 20:50:57 | 自然の変化、お天気
  昨日は秋晴れ、今日は曇り。
昨日、田んぼから帰って、ふと、隣の桜をみると、花が咲いていた。
長女に話すと、「土曜日頃から、咲いていたよ」と。
時々、桜は、春と勘違いして、花を咲かせる。

今日も、米糠まきをした。
これは、旦那の管理する田んぼだ。
毎年、旦那も秋に米糠まきをしていた。
「米糠をまいた田んぼはやっぱり、米が良く取れる」と言っている。
今年の米は、魚沼ロマンのお蔭か?
奥さんのお蔭か?
農協に出荷したコシヒカリは、全て一等米だった。
田んぼの土も、部分的に砂地のところがある。
砂地は、肥料が効きにくく、米が取れないらしい。
そこの所に、部分的にまいた。
来年も、倒れない、丈夫なお米を作れば、一等米になるだろう。


魚沼美人

2007-10-10 17:31:07 | 米作り(コシヒカリBL米)
この、美人は、「魚沼ロマン」という農協が作っている肥料の看板娘です。
田んぼの肥料です。なかなか、素敵な名前です。つい、使ってみたくなります。
この、美人に惑わされたのか?
一袋1900円と高級な肥料なのに、惜しげもなく、旦那は使っています。

ケチな奥さんはこの高い肥料を使わないでもいいように、対抗して、安い肥料で
いいお米を作ろうと頑張っています。

今日は秋らしい天気でした。田んぼから見た、八海山はまだ紅葉していません。

この、2箇所の田んぼを来年は、私が管理します。
三角田んぼは、今年限りになりました。
圃場整備されて、大きな田んぼになります。
5箇所の田が一つの大きな田になります。
今年の稲がよかったので、旦那が私に任せてくれました。
二つ合わせて、20アールぐらいです。
この前、粉糠まきした、続きです。
発酵させた米糠ボカシと米糠を混ぜてまきました。
安い塩が農協にあったので、20キロまきました。
小さいほうに、鶏糞37キロぐらいまきました。
大きい方の田んぼにこの魚沼ロマンを旦那がまいたので、
鶏糞はまかないで、石灰をまきました。
稲藁を早く分解して、肥料にするためにいいと思うものをまきました。
すべて、少なめにまきました。
春になったら、また、発酵酵母液をいれるので、
肥料過多になると困ると思ったからです。

私が今日使った肥料代は
鶏糞500+消石灰500+塩1200で約2、200円です。
今年は、旦那は魚沼ロマンを34袋使いました。。
田んぼ全部にまくと、肥料代だけで、10万近く掛かります。
やっぱり、自前で肥料を作るか、安い肥料で、工夫して使うかだと思います。
兼業農家はしかし、時間がないから、こういう配合肥料を使うのだと思います。

我がふるさとの夕日

2007-10-07 23:15:08 | 自然の変化、お天気
我がふるさと、由良半島の夕日を
「愛媛のおいしいみかん」のアベッカムさんが紹介してくださいましたので
クリックしてみてくださいね。
この夕日を毎日みて育ちました。
今は朝日のきれいな魚沼に住んでいます。
私は、朝日、夕日どちらのすばらしさを知ることが出来て幸せです。
http://blog.goo.ne.jp/meguminoame/e/d2cf894d90538e1a43e7837152b62c6b

粉糠まき

2007-10-04 22:46:29 | 米作り(コシヒカリBL米)
今日は、晴れのち夕方から雨。
昨日、米糠に酵母液を混ぜて置いた。


二つは上手く発酵している。写真の下のは、酵母液が少なかったようで、あまり発酵していないので、そのままで使わなかった。
このようになれば、いいのでは。しっかり発酵すると、白いカビが出てくる。
今朝みると、もう、発酵していたので急いで田んぼに撒きに行った。
本当は、5月の時のように、水を入れながら、流し込もうと思っていた。
しかし、稲刈時期になると、用水路には、水が流れていない。
手で撒くしか思いつかなかった。


2箇所の田んぼに撒いたが、足りなかったので、
米をついたらまた順番にまいていく。
ボカシに米糠を混ぜて、撒いた時に、パラパラと広がるくらいの固さにこねた。

これを持って歩きながら、ばら撒いた。
もっと、いい方法はないものか?

里芋のこと 、サツマイモ掘り

2007-10-03 12:06:35 | 野菜作り全般と害虫対策
昨日、掘った里芋の皮むきをした。
いつもだと、皮をむいているうちに、手がカユクなる。
しかし、酵母液で育った里芋の皮をむいてもカユクならなかった。
そして、ぬめりもすごかった。
むいて置いていたら。芋から、水滴がにじみ出ているようになっていた。
塩でもんでみたが、とれず、茹でてみたが、やっぱり、ぬるぬる。
何度か洗ったがとれないので、あきらめて、煮たら、
気になるほどのぬるぬるでなくなった。
不思議?箸で持てないのではと心配したのだが。

里芋のこのぬるぬるも体にいいものなので、
本当はそのまま食べたほうがいいようだ。
酵母液で育てた野菜はアクが少なくなる。
里芋でかゆくないのも、やっぱりそうなのか?

今日は5年生の稲刈の日だ。
前回はもち米、今回はコシヒカリ。
今回は手刈りするようだ。
お手伝いにいけないので、差し入れを持っていった。

朝から、枝豆を茹で、サツマイモを蒸し、ミニトマトを洗った。
昨日、掘った芋だけでは足らないので、庭の畑の芋を掘った。
この芋はへたを水につけて蔓を出したのを畑に植えた芋だ。
ばあちゃんはそんなもんで、芋ができるはずないと言った。
しかし、独身の時このようにした蔓から、りっぱに芋がとれた経験のある私は
自信をもって畑に植えた。
掘っていると、ばあちゃんが見にやってきた。
二株しかなかったが、バケツ一杯のまるまるした芋が取れた。
ばあちゃんが感心すること。

土の中から、根きり虫が出てきた。
あちこち、芋の皮がかじられていた。


三回鍋で芋を蒸した。
今日の芋はまた、ホクホクして、おいしかった。
帰ってきた子供にどうだったか問うと
みんなおいしいと全部食べたと。
子供は正直だ。おいしくなかったら残るはずだが、なにも残らなかったと。


芋堀、米糠活用法

2007-10-02 16:14:23 | 野菜作り全般と害虫対策
10月になったので、里芋とサツマイモを掘ってみた。
里芋は一株のみにした。子には孫芋までついていた。
いい芋がたくさんあった。
里芋は湿気のあるほうがいいと思い、植えてすぐに藁で覆った。
5月に植えたが、なかなか芽を出さなかったので、心配した。
芽が出る前から、1週間に一回は酵母液をせっせと掛けた。
夏の日照りの時は2度ほど水をいっぱいやった。
せっせと世話をすれば、やっぱり、応えてくれるのだなー。
さっそく、今晩、煮物にしてみよう。


サツマイモは9月に掘ったときはまだ、甘みが足りずあまりおいしくなかった。
今回は、さらに大きくなっていた。
さっそく、蒸して食べてみた。
ほくほくして、甘くておいしかった。
やっぱり、10月まで、待った甲斐があった。
昨年は、鼠がみんなかじっていたが、今年はかじられていない。
酵母液の臭いをきらうのか?
モグラの被害もない。

畑に行く度に、白菜が大きくなっているのにはおどろく。
キャベツよりも生長の度合いが大きい。


野菜の葉の上に米糠をまいた。
米糠には、病害虫にも効果があるようだ。
今回は石灰でなく、米糠をまいてみた。
夜盗虫などもしんでしまうそうだ。
青虫に効果があるかどうか?
試しにまいてみた。
葉にも、微生物が住んでいるらしい。
この前、本屋で農文協の本を探して買って読んだ中に書いてあったので
試してみた。
「米ぬかとことん活用読本」。

糠漬けのところを読んでいて、思った。
酵母液の手入れは糠漬けと同じようにするといいなと。
一日一回はかき混ぜること。
乳酸発酵には酸素が大切。
下のほうからかき混ぜること。
野菜と米糠交互に栄養が行き来する。
今までは酵母液に入れた野菜は土に埋めていた。
でも、この本を読むと、ボカシは野菜の根元に置くようだ。
今まで、ハエがたかるのではないか?と心配もあり、土に埋めていたが、
今日、ナスの根元に置いてみた。
ハエは全然こない。
これからは畑の畝の上に置く様にしよう。
不耕起や浅くしか耕さないなどいろいろなことが書いてある。
畑の中で育ったものは、草でも、畑の外には持ち出さない。
みんな、土に還元することで、作物の肥料になる。
雑草も抜かないほうがいいとか、本来怠け者の私には、
うれしいことの発見が多かった。
自分で作るボカシはやっぱり、面倒なので、作らないで、
お金のかからない、生ゴミ対策にもなる、発酵酵母と米糠、稲藁、籾殻を使って
野菜、米を作る自信がついた本だった。