魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

芋堀、米糠活用法

2007-10-02 16:14:23 | 野菜作り全般と害虫対策
10月になったので、里芋とサツマイモを掘ってみた。
里芋は一株のみにした。子には孫芋までついていた。
いい芋がたくさんあった。
里芋は湿気のあるほうがいいと思い、植えてすぐに藁で覆った。
5月に植えたが、なかなか芽を出さなかったので、心配した。
芽が出る前から、1週間に一回は酵母液をせっせと掛けた。
夏の日照りの時は2度ほど水をいっぱいやった。
せっせと世話をすれば、やっぱり、応えてくれるのだなー。
さっそく、今晩、煮物にしてみよう。


サツマイモは9月に掘ったときはまだ、甘みが足りずあまりおいしくなかった。
今回は、さらに大きくなっていた。
さっそく、蒸して食べてみた。
ほくほくして、甘くておいしかった。
やっぱり、10月まで、待った甲斐があった。
昨年は、鼠がみんなかじっていたが、今年はかじられていない。
酵母液の臭いをきらうのか?
モグラの被害もない。

畑に行く度に、白菜が大きくなっているのにはおどろく。
キャベツよりも生長の度合いが大きい。


野菜の葉の上に米糠をまいた。
米糠には、病害虫にも効果があるようだ。
今回は石灰でなく、米糠をまいてみた。
夜盗虫などもしんでしまうそうだ。
青虫に効果があるかどうか?
試しにまいてみた。
葉にも、微生物が住んでいるらしい。
この前、本屋で農文協の本を探して買って読んだ中に書いてあったので
試してみた。
「米ぬかとことん活用読本」。

糠漬けのところを読んでいて、思った。
酵母液の手入れは糠漬けと同じようにするといいなと。
一日一回はかき混ぜること。
乳酸発酵には酸素が大切。
下のほうからかき混ぜること。
野菜と米糠交互に栄養が行き来する。
今までは酵母液に入れた野菜は土に埋めていた。
でも、この本を読むと、ボカシは野菜の根元に置くようだ。
今まで、ハエがたかるのではないか?と心配もあり、土に埋めていたが、
今日、ナスの根元に置いてみた。
ハエは全然こない。
これからは畑の畝の上に置く様にしよう。
不耕起や浅くしか耕さないなどいろいろなことが書いてある。
畑の中で育ったものは、草でも、畑の外には持ち出さない。
みんな、土に還元することで、作物の肥料になる。
雑草も抜かないほうがいいとか、本来怠け者の私には、
うれしいことの発見が多かった。
自分で作るボカシはやっぱり、面倒なので、作らないで、
お金のかからない、生ゴミ対策にもなる、発酵酵母と米糠、稲藁、籾殻を使って
野菜、米を作る自信がついた本だった。