魚沼の散歩道

魚沼での、無農薬での野菜作りと四季の変化を徒然にお知らせします。

田んぼ直しと田植えも終わり

2012-05-30 09:34:42 | 米作り(コシヒカリBL米)
もうすぐ五月も終わり。
近所の田植えもだいたい終わったようです。
今年は、昨年よりも田植えが遅い家が多かったようです。
先週の土日(26、27日)に田植えをしました。
昨年も同じ時期でしたが、周りの田んぼはほとんど田植えが終わっていました。


26日はいつものように一番大きな田んぼから始めました。
田植え機が二度も故障したり、暑くて夫婦で参ってしまいました。
27日の午後からは、近所の人に手伝っていただきました。


国道端の田んぼからは、権現山も三山も見渡せるので、好きな場所です。

田んぼの準備に時間が無くて、今年の田んぼは、あまりきれいに整備されていなくて、あちこち土が高くて水面から出ています。

でも今年は、あちこちで田植えをしていて、やっぱり全体に遅くなったようです。

田植えの時は、二日間とも、暑くてうんざりしましたが、例年よりも5月の気温は低かったようです。
寒冷前線が次々に関東あたりにやってきて、ヒョウを降らしたりしているようで、農作物の被害が心配です。
このあたりではヒョウは降ったりしていないようですが、やっぱり気温が上がらないと夏野菜の生長が心配になります。

今年は、昨年書いていたように、米糠除草で作る米作りは、残念ながら止めました。

四年間作っていた米糠田んぼと隣接する田んぼ二つを併せて大きくしたからです。
昨年の秋に直す予定が春になってしまいました。
田植えに間に合わないのではと心配しましたが、やっぱり専門の人が違います。
5月14日から初めて、一週間も掛からずに大きくしてしまいます。



今は、重機を使うので、あっという間です。
大きな石がゴロゴロしていましたが、上手く埋めてしまうものです。
田植えまでの期間が短いので、田植えの時には、まだ土が落ち着かず、田植え機がガタガタしたそうです。



そんなことで、一人で20アールもあるような田んぼの除草をするのはとても大変だからです。

数年作って分かったことは、米糠除草では、除草効果があまりないことでした。
ヒエには、一定の効果は認められましたが、水草には効果は無いように思いました。

でも、米糠だけで、食味のよい美味しいお米を収穫できるし、収量もあることが分かりました。
無農薬でも虫や病気の被害もあまりないお米を収穫できました。

田んぼを直す時に判ったのですが、私が作っていた田んぼの土がとても良い土に変化していました。
これで、米糠を使うと、田んぼの土も変化することが判りました。
砂地だった土がトロトロ層が形成されて、柔らかい土に変化していました。
米糠の効果と限界をある程度理解することが出来ました。

今年は旦那様に任せますが、来年は、減農薬で栽培してみたいと思っています。
五年前に初めて米糠除草をした時の方法です。
田植え後に除草剤を一回使い、後は、米糠を除草と堆肥として使った米作りです。
この方法では、草取りをしなくても、よかったからです。
来年は、広い田んぼでこの方法をもう一度試してみたいと思っています。

大雪で田植えまでに期間がなかったことと、旦那様が転勤になり、通勤時間が往復二時間もかかるようになりました。
そんなことで、今年は、面倒なことを言わないで大人しく、旦那様に全ての田んぼを任せることにしました。
朝は、4時過ぎに起きて、田んぼの管理をしてから、出勤している旦那さまの手助けをしたいと思っています。

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