傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

岩上安身氏が石川議員とのインタビューをツィート・・・郵便不正事件と同質

2010-04-25 22:49:36 | 検察・メディア

岩上安身氏が政治資金規正法違反容疑で逮捕、起訴された石川議員とのインタビューをツィートで発信しています。
内容的は、「週刊朝日」、「日刊ゲンダイ」の石川議員とのインタビュー記事と同一ですが、郵便不正事件と同様に、検察が描いたシナリオに作為的に自白を誘導しており、メディア(特に、読売新聞、TBS)は検察の虚偽リーク情報に基づく虚報で、犯罪を醸成させる世論操作も悪質な犯罪そのものです。

岩上安身氏のツィートで、石川議員とのインタビューを発信しています。
内容的には、本ブログ『「週刊朝日」の石川議員のインタビュー記事・・・新聞・TVの誤報の責任は?』で書きましたが、「週刊朝日」「日刊ゲンダイ」の石川議員とのインタビュー記事と同一ですが、改めて、検察が描いたシナリオに自白を誘導は、郵便不正事件の公判で明らかになった検察が描いたシナリオに自白を誘導し、事実と異なる調書作成と同一ですね。

石川議員は、検察の自白誘導を批判しており、メディアが検察の虚偽のリーク情報による虚報を批判し、特に、読売新聞、TBSには、怒っており、「取調べは、可視化すべきだ」と、言い切っています。

当方は、 岩上安身氏のツィートを読み、石川議員が検察の執拗な取り調べて耐えたと思い、改めて、郵便不正事件の村木厚子被告が気丈な女性であったと再認識しました。
「Olive!news」の『改めて知る女性の強さ、検察の陰謀を暴く』で、

”「障害者郵便不正事件で逮捕起訴され、目下公判中の村木厚子さん
この女性の芯の強さには、ただ感服するだけである。もし男性だったら、検察の取調べの前に、彼女のように最後まで否認し続けることが、果たしてできただろうか。
今回の公判で明らかになった大阪地検特捜部の取調べの実態を知るにつけ、おそらく上村被告同様、泣く泣く検察のシナリオに沿った取調調書に署名捺印したことだろう。・・・・
」”

と、村木厚子さんを絶賛しておりますが、石川議員のインタビューを読み、改めて、共感しますね。

それにしても、検察の権力の乱用、劣化、独善正義や、メディアの偏向報道は、許されない犯罪そのものですね。
世論は、相変わらず、小沢幹事長の「政治とカネ」で説明責任を求めており、与党内でも、同様な意見の持ち主もおり、結審されていないのに、何を求めているのかわからないですね。

本ブログ「小沢幹事長への説明責任の要求は、痴漢容疑者への弁明要求と同質」で、小沢幹事長への説明責任をもとめるのは、痴漢容疑者へ弁明要求と同質で、

”「嫌疑をかけ、嫌疑不十分で不起訴は、検察側の論理であり、嫌疑をかけられた人間が嫌疑不十分を晴らすために説明することは、不自然ですね。
やはり、嫌疑不十分で、小沢幹事長に多大な迷惑をかけ、風評被害を与えたと、検察側の説明責任をあると思いますね。
」”

”「痴漢の被害届け痴漢容疑され、事情聴取され、嫌疑不十分で不起訴になっても、容疑をかけられた人間は悲劇ですね。もし、作為的や誤解・誤認による被害届であり、嫌疑不十分で不起訴になっても、嫌疑不十分だったでは世間は許容されないでしょうね。」”

と書きましたが、石川議員にとっては、検察の独善的論理で、逮捕・起訴され、メディアの虚報で、世論が形成され、自分の無実を明かすには「可視化」しかないですね。
鳩山政権での「可視化」の取り組みが遅々と進まないことが、不可思議ですね。



1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (徳永基二)
2010-04-28 21:36:03
27日の午後3時検察審査会が小沢幹事長に対して起訴相当の判断を下した。28日の12時からの郷原弁護士の講演やolive-newsでも述べられているように選ばれた匿名審査人11人は検察からのみ情報を吹き込まれており小沢側の弁護人からの申し立てのない全くの欠席裁判である。本来検察審査会は検察の暴走を押しとどめ、検察に市民の視点を入れるための制度であったのに今や、検察が法規の範囲内で処罰できない被告を超法規的に処罰可能にする裏ルートに成り果てたようだ。

2月4日に石川議員が逮捕された時、逮捕の理由は非常にあいまいなものであったが、それがいつの間にやら今度の検察審査会判断では土地取引04年10月分を05年1月7日取引分として申告したことが理由になっている。そのような修正申告のみで済みそうな話で一人の代議士を2週間以上に渡って拘束した挙句、上司の小沢も共謀罪で起訴できるのであろうか?そして最初の石川逮捕時と起訴理由が変化している事をどう説明するのか?

ただ、いくらこの様な主張を郷原や上杉がしてもメディアスクラムで完全に悪者扱いされてしまった小沢にとっては起訴を防ぐための足しにはならないだろう。朝日新聞社は「暴走検察」なる本を出版してしまったせいか、若干小沢追及のトーンを弱めているが既に国民に植えつけてしまった悪人イメージを緩和するには遅すぎる。小沢本人としても起訴されるまで座して待つのはつらいだろう。ここは国会の政治倫理審査会やNHKなどで自己の潔白を詳細に語り、併せて石川代議士逮捕に遡って逮捕の強引さに関して検察からの説明責任を求めてみてはどうだろう? 小沢は自己の定例記者会見で説明は充分に行った俺は言い訳はしない主義と語るかもしれないが、そのせいで民主党全体、ひいてはこの国の政治システム全体に歪を与えるのは本命ではなかろう。小沢は1月にこのような検察の政治捜査とは断固として戦うといったではないか。にも関わらず、自己の不起訴で矛を収め検察は適正公平に捜査したなどと石川代議士を見捨てるからこういう結果になったのだ。

検察と手打ちすることが検察の独立性を守る事ではない。検察の暴走を止め法事主義の原則に沿った適正な組織するために説明責任を求める事こそ政治家小沢としての務めでないか。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。