傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

民主党の解党的出直しに水を注す中枢陣・・・・老害の極み(雑感)

2013-08-09 23:40:57 | 民主党(野田政権)

民主党政権で中核にいた人間が会合し、選挙大敗を踏まえ政策の再考、組織の再構築が急務ということで認識が一致したと報道あり。
世の中、生成発展には新陳代謝が不可欠なのに、民主党政権の中枢を担った6人(野田前総理大臣、岡田前副総理ら)は自省もなく民主党の解党的出直しの障害になり自民党を助成させるだけですね。
民主党は国民の期待の裏切りの反省もなく、当方は民主党を信頼、信用しておらずどうでも良いが自民党暴走させる責任はありますね。

当方は、民主党の大敗が予想されているのに解散・衆院選挙に突入した時点で、日本は守旧勢力の既得権社会が復活し社会変革が停滞し将来不安を覚え自己第一に考えるようになりましたね。
振り返れば、幼稚な民主党が曲がりなりにも政権交代できたのは、自公政治に国民が食傷気味になり、特異な小沢一郎氏が前面に出てき、国民の生活が第一の「自立と共生社会」に希望を託するのも一考と思ったのでしょうね。
今日の堕落した民主党は、政権交代後の小鳩政治に始まりで、小沢一郎下し、小沢抹殺を画策してきた守旧勢力に民主党自身も協働した結果に過ぎないですね。
鳩山元総理は自身の幽霊献金で小沢一郎氏を道連れに辞任し、機をみる敏の野心家の菅直人氏は小沢悪者を錦の御旗にし総理に就いたが消費増税で墓穴を掘り参議選で大敗させ、野田前首相は消費税増税に盲信し勝ち目のない解散選挙で自民党に政権を譲り渡し、民主党は自省もなく先の参議院選の大敗でネジレ解消させ安倍自民党の暴走を許す事になり。今日の緊張感のない政治の責任は大です。

5月11日に開催した民主党の大反省会は、菅直人元首相らの出席者からは反省の声がなく、官僚批判、自民党批判、自己弁護ばかりで、民主党が政権を失った最大の責任者の野田佳彦前首相は、同時刻、プロレスラー、小橋建太氏の引退セレモニーで小橋氏に花束を渡してガッツポーズを取っていたと報道があり、民主党に幻滅を覚えましたね。

8月7日 NHKニュース『前首相ら6人 民主党立て直しで一致』では、

”「野田前総理大臣や岡田前副総理ら民主党政権で中枢を担った6人が、6日夜、都内で会合を開き、参議院選挙などの大敗を踏まえ、政策の練り直しや地方を含めた組織の立て直しを急ぐべきだという認識で一致しました。

会合には、野田前総理大臣、岡田前副総理、玄葉前外務大臣、安住元財務大臣、枝野元官房長官、それに前原元外務大臣の、民主党の代表や主要閣僚の経験者6人が出席しました。
この中では、民主党の中堅・若手議員が日本維新の会やみんなの党と会合を開くなど、党内で野党の再編を視野に入れた動きが表面化しているものの、去年の衆議院選挙と先月の参議院選挙の大敗を踏まえ、今は民主党として政策の練り直しや地方を含めた組織の立て直しを急ぐべきだという認識で一致しました。
さらに、安倍政権の経済政策「アベノミクス」について、「物価高などの副作用が出ており、持続的な経済成長にはつながらない」などとして、引き続き国会審議などを通じて問題点を指摘していくことを確認しました
。」”

と報道。
民主党の「中興の祖」の[小沢下し]に協働し、自民党に政権を奪取された民主党政権で中枢にいた野田前総理大臣、岡田前副総理、玄葉前外務大臣、安住元財務大臣、枝野元官房長官、前原元外務大臣は、現執行部批判する前に、政権奪取された責任を自覚し、自ら一兵卒になり、地方組織の拡充に汗を流すと表明することが先決ですね。

民主党が下野した主因は、野田前首相の消費税増税の盲信で国民からの信頼を喪失したが、毎年1兆円増額する社会保障への安定財源に消費税増税を充当する一見もっともらしい理屈ではあるが、NHKニュース『国の借金 初の1000兆円超え』(8月9日)で、

”「国債や短期の借り入れなどを合わせた国の借金の総額は、ことし6月末の時点で1008兆円余りとなり、初めて1000兆円を超えたことが財務省のまとめで分かりました。

財務省は、国債や短期の借り入れなどを合わせた国の借金の総額を3か月ごとに発表しています。
それによりますと、ことし6月末の時点の国の借金の総額は、昨年度末から3か月間でおよそ17兆円増えて、1008兆6281億円となり、初めて1000兆円を超えました。
借金の総額が増えたのは、財源不足を補うため今年度、合わせて42兆円余りの国債を新たに発行することなどによるものです。
この総額を日本の人口で単純に割りますと、国民1人当たり、およそ792万円の借金を抱えている計算になります。
財務省の試算、試みの計算では借金の総額は来年3月末にはさらに増えて、1107兆円に達すると見込まれており、財政の健全化が大きな課題になっています。
政府は8日、まとめた中期財政計画に沿って、取り組みを進めるとしており、来年4月に予定されている消費税率の引き上げを行うかどうかを含め、対応を求められることになります
。」”

と報道しており、社会保障分野への1兆円増額への充当も課題だが赤字国債体質から脱出する構造改革が本質の問題なのです。
異次元の金融緩和などでデフレ脱却など一過性のショック療法に過ぎないのです。

当方は、世の中の生成発展への最大の障害は、年寄り(過去の成功者)の跋扈と思っております。
NHKニュース『前首相ら6人 民主党立て直しで一致』の”「野田前総理大臣や岡田前副総理ら民主党政権で中枢を担った6人が、6日夜、都内で会合を開き、参議院選挙などの大敗を踏まえ、政策の練り直しや地方を含めた組織の立て直しを急ぐべきだという認識で一致しました。」”の報道に接して、民主党を下野させた野田前総理大臣や岡田前副総理ら民主党政権で中枢を担った6人はく小沢一郎氏の力量で政権交代が実現でき大臣に就く事が出来たのに自省もなく、一兵卒として現場で組織拡充の汗もかかずに組織批判する姿勢は、過去の人間の跋扈で老害の極みですね。
この自分らは建設的な意見を持っている高慢な体質が民主党の解党的出直しの障害になっており、生成発展の新陳代謝の障害になっているのです。

マアー、民主党が解党しようと崩壊しようとどうでも良いが、自民党の独走を許す緊張感のない政治環境を現出したことを思うと民主党政権で中枢にいた野田前総理大臣、岡田前副総理、玄葉前外務大臣、安住元財務大臣、枝野元官房長官、前原元外務大臣及び菅直人元総理には不快になります。



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