傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

前原外相辞任は当然、次は細川厚労相への問責は時間の問題

2011-03-07 10:26:40 | 国家の計

昨夜、前原外相が在日外国人から違法献金を理由で引責辞任。
次は、専業主婦年金救済問題で、細川厚労相への問責決議案は時間の問題で、最終的には内閣不信任案ですね。

前原誠司氏の1在日韓国人からの違法献金だけであれば、返金し政治資金収支報告書の訂正で事は収束できたが、前原誠司氏が日朝(韓国・北朝鮮)問題に積極的であったことは事実であり、違法献金での引責辞任で早期終息を図ることは当然でしょうね。
問題は、違法献金だけでなく、ブラックリストの企業からパーティ券の購入の隠蔽工作疑惑があり、引責辞任で終息できるかどうか?

当方は、参院予算委員会で、自民党の西田議員の質問をTV視聴し、裏をとっている内容で、前原誠司氏は窮地と直感しましたね。
先の衆院予算委員会で、自民党が前原誠司氏の北朝鮮に訪問を執拗に追及しており、何か、場違いな質問という思いがし、この度の西田議員の質問は、その延長線上で、リーク情報の裏が取られており、下手な答弁は墓穴を掘ると思いましたね。

本ブログで、”「与党幹部、有識者の一部に、在日韓国人の違法献金を小事という論評がある」”ことは、「通名での個人献金であり、大臣室で前原大臣と並んだ写真を店内に掲示している親身な間柄である」で、形式的な法律論で前原大臣を追及するに値しないという意見で、お世話になってきた在日であろうが焼肉店主の個人献金問題だけであれば容認できるが、ブラックリストの企業からパーティ券の購入の隠蔽工作疑惑のほうが深刻な問題と書きました。

前原誠司氏は、父親が早死し、苦学して学校を出、選挙にも、お世話になった焼肉店主に、恩を感じているのは自然ですね。
そして、焼肉店主が在日朝鮮人で、在日朝鮮人が不利益な立場を痛感し、在日朝鮮人の為に政治活動も許容できます。
問題は、カバン、カンバン、ジバンも無い前原誠司氏の自己実現の焦りなのか、新興勢力の接近を許容してきた危機意識の希薄だったことです。
前原誠司氏は、引責辞任したが、まだまだ修羅場は続くでしょうね。

国会は、次は、専業主婦の年金救済(第3号運用)問題ですね。
世耕弘成議員の質問で、細川厚労相は、タジタジとなり、昨年12月の「通知知らなかった」発言し、3月2日の大臣談話、2月24日の衆議院予算委員会に提出した大臣名の文書、部内のQ&Aの問題点を認め、撤回、修正を約束の答弁し、細川厚労相への問責決議案は時間の問題でしょうね。

菅政府は、「社会保障と税の一体改革」と掲げ、4月に社会保障の改革案を、6月に社会保障改革案の財源案を提示するとしているが、現実感がありませんね。
当方が菅政府を批判するのは、「社会保障を改革すべきか」「その安定財源に増税すべきか」という正論的な常識論で是非を問う事です。
総論賛成・各論反対という語句がありますが、総論は、「硬直化した限界日本をどうするのか」であり、各論に「財政健全化、高齢少子化、成長戦略」があり、更に「社会保障、安全保障、食料保障、エネルギー保障、地域主権、人材育成」らがあります。

社会保障一つとっても、昨年11月末の年金納付率は56.7%(前年比:ー1.3%)であり、生活保護は急増しており、年金3号運用など各論の問題に過ぎず、社会保障の改革は、「日本の改革」ありきの一つに過ぎないです。
まずは、硬直化した日本の将来像を与野党と熟議が先見です。

「参考」

ブログ「月明飛錫」様のエントリー『年金革命4 高齢化と貯蓄率低下』で、
”「将来の現役世代の負担をこれ以上増やさないためには、年金をはじめとする社会保障制度改革や財政改革の実施が必要だ。そのためには残念だが、年金の支給年齢の引き上げや、高額所得者や高額資産保有者への年金給付の削減といった思い切った方法、そして自分で年金を用意する積立方式の積極活用なども考えていくべきだろう。」”
が現実であり、正論的な常識論では「財政健全化でき、国民疲弊する」になり、限界日本を「破壊と創造」しか日本再生はないのです。


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