傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

小沢一郎氏は、公開討論会で「新 日本改造計画」論を語るべきです!

2010-09-09 06:17:46 | 生活の党・小沢一郎

民主党代表選の終盤を迎えても、メディアの観測報道では伯仲模様ですが、10日の公開討論会で、小沢一郎氏は、「新 日本改造計画」を大いに語ることが勝利を確実にするでしょう。

週刊朝日」(9/17号)が記事『具体策が見えない人と、そもそも政策を聞いたことがない人。そこが問題だ』で、民主党中堅議員が菅も小沢もメッタ斬りの緊急座談会を報道しています。
政策通と言われる桜井充(参院政審会長)、松井孝治(前官房副長官)、北神圭郎(国対副委員長)、筒井信隆(衆院農水委員長)の4議員が「政策論議による代表選を実現する会」を立ち上げ、公開討論会を開催を企画中で、10日に、菅直人氏も小沢一郎氏も出席を応諾し、国会内で開催決定。
討論テーマは、マニフェスト、政治主導、経済、地域主権、新しい公共、社会保障と消費税、国会運営と。

当方が留意したのは、「週刊朝日」の記事で、桜井充氏の発言
”「でも、ぶっちゃけ、これまで小沢さんの政策をみなさんあまり聞いたことがないでしょう。
怒られそうですが、それが問題です。
本当にこの国をどう変えていきたいのか。
」”
ですね。

中堅議員が、小沢一郎氏の政策を聞いた事がないという発言は、小沢一郎氏との距離感を感じるが、小沢一郎氏の発信力にも問題があるのでしょうね。
本ブログで、文藝春秋(2009.10)が政治記者43名によるアンケート調査を実施し、総合ランキングの1位は小沢一郎と紹介し、小沢一郎氏は、【構想力】76点、【統率力】121点、【政策力】15点、【調整力】25点、【発信力】1点の【総合】238点で総合ランキング1位であるが、発信力が弱いのは、説明不足と繋がるが、それが、無器用な小沢一郎氏らしいと書きましたが、発信力が問題で、「剛腕」「壊し屋」「金権政治家」という小沢神話が形成され、距離感によって中堅議員からも小沢神話の虚像しか見えないのでしょう。

代表選で、小沢一郎氏の実像がTV放映の機会が増えたことで、小沢神話が崩壊しつつあり、「政見」も「マニフェストは国民との約束、約束不履行は国民から信頼を失う」という主張は正論であり、政策面も、17年前の著書「日本改造計画」から推敲を重ねて「新 日本改造計画」を非公式に発表しており、10日の公開討論会で、「新 日本改造計画」を基軸に、討論すれば、小沢一郎氏の政治家として「器」の大きさを知らしめることになるでしょうね。



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