傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

政治主導は、菅直人氏は現体制容認で、小沢一郎氏は現体制破壊での違い

2010-09-08 14:04:16 | 生活の党・小沢一郎

日本TVのインタビュー番組で、脱小沢派の支持を受けている菅直人氏の小沢一郎氏の処遇発言が話題になっていたが、当方も同番組を視聴し、菅直人氏も、小沢一郎氏も「政治主導」という語句を強調しており、内容的には、似たりよったりの印象であるが、菅直人氏の場合は「現体制容認での政治家主導」であり、小沢一郎氏の場合は、「現体制破壊での政治主導」であり、大きな相違がありますね。

メディアは、日本TVの菅直人氏、小沢一郎氏の単独インタビュー番組で、菅直人氏の小沢一郎氏の処遇発言がニュースになりましたが、本来なら両者の「政治主導」の相違点を報道すべきですね。
両者の政策面の発言を視聴すると、一見、両者とも「政治主導」言葉を多用していたが、似たり寄ったりの印象を与えるが、大きな相違点は、菅直人氏の政治主導は、現体制で政治家が頑張っているということであり、小沢一郎氏の政治主導は、現体制を否定し破壊して、新たな体制で、政治家の責任で政策を実行するということであり、内容的は大きな相違があります。

番組では、小沢一郎氏が、”「2009年マニフェストに掲げた政策の財源がムダ削減で、本当に捻出できるのか? 昨年は、事業仕分けらで2兆程度しか捻出できなかったが?」”の問いに、”「君らの意見は現状体制での話であるが、自分が主張しているのは、現状否定・仕組みを変えることが前提であり、話しがかみ合わない」”と発言しておりました。

この「かみ合わない」のは、小沢一郎氏の「菅首相では自民党と同質の手法で、政治主導できていない」発言と、菅直人氏の「脱官僚、政治主導でおこなっている」発言と同質で、小沢一郎氏は、現体制破壊での話しで、菅直人氏は、現体制容認での話しで、次元が違っているのです。
要は、菅直人氏の「政治主導」は「政治家主導」であり、小沢一郎氏の「政治主導」は「革新・破壊的な政治主導」であり、おなじ「政治主導」の語句でも次元が違うのです。

菅直人氏と小沢一郎氏の「政見」を比較すれば、明らかに、次元の違いが推察できるが、変化を求めないメディアは、現体制容認での論調であり、菅直人支持派も同様であり、現体制の変化を求めない守旧同士ということですね。

報道によれば、10日に、民主党の有志議員による「公開討論会」に、菅直人氏・小沢一郎氏も出席するとあり、小沢一郎氏は、「新 日本改造計画」を持ち出しで、将来の国家ビジョンを掲げることが効果的と思いますね。
現在、「新 日本改造計画」に勝る国家の計は、見聞したことがありませんので。

「参考」

① ゲンダイネットの『小沢「政見」メモに震え上がる高給天下り官僚

官僚が恐怖感を覚える変革でなければ、政治主導とは言えないですね。
政官業の既得権社会は、「破壊と創造」しなければ、日本の再生はないのです。



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