傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

限界国家日本:菅首相に期待できるのか?・・・社会変革(3)

2011-08-02 21:13:10 | 民主党(菅政権)

アメリカの債務不履行も回避されるが、世界経済の不安定な状況は何ら変わらず、日本は東日本大震災の復興を抱え、赤字体質の限界国家の改革を菅首相に期待できるか?と問われれば「NO」ですね。

精神科医・立教大学現代心理学部教授の香山リカ女史が日経BPサイトへのコラム『就任直後から「総理の心の病理はなんですか」という質問が殺到。 ――「逆ギレお遍路」菅総理が抱える「心の闇」とは?』で、菅首相の人物像については、言動の側面から、
”「近視眼総理が思考停止で「キレる」国

 「長い先まで見据えて」とか「世界規模で考えて」、あるいは「属する組織だけでなく社会全体のために」といったレベルの想像力や思考力が必要なことになると、菅総理はダメだ。

 途端に思考停止状態になって感情が優位に立ってしまうように見える。
こうした性行を持つので、手が届く距離で指示を出したり行動できる市民活動では、彼は大きな力を発揮することができるのだろう。

 誤解して欲しくないのだが、「菅氏は市民活動のリーダー止まりの人間で総理としての器ではない」と、その能力をこき下ろすために言っているのではない。

 鳩山前総理があまりにも自ら思い込んだ理想主義的で現実を全然見ていなかったのに比べれば、菅総理はある意味で優れたリアリストだ。リアリストで「今ここで主義」が徹底され過ぎているがために、その範囲を超えた事態になると、とたんに途方に暮れたり「キレてしまう」ということだ
。 」”
と、
”「菅総理を「目の前の現実」範囲なら粘り強く実力を発揮できるタイプと想定」”
と考察しております。

香山リカ女史は、
”「彼(菅首相)が今回の東日本大震災対応に「なぜ失敗したか」、あるいは「現在どのような精神状態にあるか」を想像できる。この点についてはきわめて重要なことなので、次回詳述の予定だ」”
と詳細は後日とあり、精神科医の香山リカ女史の考察に興味がありますね。

香山リカ女史は、菅首相の人物像を、リアリストで「今ここで主義」では大きな力を発揮するが、高次元の思考は苦手なタイプと論じています。
菅首相は眼前の現実には実力を発揮できるが、高次元の事柄になると思考停止状態になるタイプの人物に、金融資本主義は破綻し、世界は多極化になり、世界経済が不透明な現下に、日本の将来設計を委ねられるか問われれば、当方は、「NO」ですね。

当方は、菅首相の人物像を、本ブログ「菅直人首相考:「無私」を意識しているそうだが?・・・「後だしジャンケン・理屈付け」!」で、
”「自分には確たる意見はなく、時間の経過ととに、周辺の意見を聞き、機を見る敏ではないが、時流を見て発言する「後だしジャンケン」タイプの人物ですね。」”
と、「後だしジャンケン」「後だしの理屈付け」をするタイプとし、社会の矛盾は批判できても、社会変革をできるかは疑問ですね。




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