傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

沖縄基地問題:検証することは不可欠・・・否自民路線で!

2009-11-06 03:58:22 | 沖縄基地

当方は、衆議院予算委員会で、野党の自民党が「既存路線の堅持」と沖縄基地問題を追及し、鳩山内閣が「既存路線を検証中で、沖縄県民の痛みを軽減できる案があるか模索中」という姿勢を、「日米関係に亀裂」を生じると牽制していましたが、当方は、自公政治の産物である既存路線は検証すべきであり、結果が同一でも検証することがマニフェスト(公約)順守することになりますね。

当方は、本ブログでも書きましたが、「過去の経緯はともかく、沖縄の基地縮小がない限り、改定には応じられない。
場合によっては、米軍の沖縄(あるいは本土も含め)駐留を認めないこともあり得る。
その結果、日米安全保障条約そのものについて米国が再考することもやむを得ない
」の強気路線を賛同する人間ですね。

当方と波長の合うブログ「ゲンダイ的考察日記」様が「[外務省] 「日米関係に亀裂」なんてドーカツだ。鳩山首相、岡田外相はガンガンやれ!」で、日刊ゲンダイの掲載記事を紹介しています。

掲載記事では、

”「国会の日程上の理由から岡田外相の訪米が中止になり、自民党や大新聞は盛んに「日米関係に亀裂」と言い出している。来週、オバマ大統領が来日するのに、民主党政権はインド洋の給油は延長しないし、普天間移設はもちろん、思いやり予算まで見直す、としている。米側は面白かろうはずもなく、露払いに行くはずだった岡田訪米も消えたため、いよいよ“緊張高まる”とあおるわけだ。しかし、国民目線に立てば、民主党の言い分はいちいち、もっとも。おかしいのは自民党と大マスコミだ。・・・」”

と民主党姿勢を応援していますね。
沖縄基地問題は長年の懸案事項であり、世の中、日米とも政権交代になり、多極化になり、既存路線が国益の沿うとは限らず、安全保障分野だけでなく、大きな視点で精査するのは、当然であり、それが新政権の責務でしょうね。

外務委員長の鈴木宗男議員が、ブログ「ムネオの日記」で、2日の予算委員会について、
”「私のもとには、「自民党の大島、町村両氏の質問は、人を見下したような、先輩面した態度で戴けない」といった声が多数寄せられた。
一方で、「鳩山首相の誠実な答弁姿勢は評価できる」との声が圧倒的に多く寄せられた。
政権交代はしたが、まだ与党、野党それぞれが慣れていない。もう少し時間が経てば濃密な議論が行われると、期待してやまない。・・・・
」”
と書いています。
当方も、「自民党の大島、町村両氏の質問は、人を見下したような、先輩面した態度で戴けない」と思った一員ですね。
よって、反自民より否自民の感情になりましたね。

昔は、「アメリカがクシャミすれば、日本は風邪をひく」と比喩されましたが、現在は「アメリカは万病の元になるインフルエンザに患っており、日本も老人病に患っている」ので、日本も従前とおりに、「思いやり予算」を計上する体力(国力)がないのも事実であり、沖縄基地問題で、約束不履行は「日米関係に亀裂」になるのか疑問ですね。
仮に、「日米関係に亀裂」を生じてたら、どのような制裁を待ち受けるのか、アメリカの姿勢を知りたいですね。
「日本たたき」でも起こるのでしょうかね。
当方は、既定路線に従順な受け入れは反対ですね。




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