傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

沖縄基地問題:鳩山首相には、「胆力」も、「智力」もないのか?・・・期待させただけか?

2010-05-23 13:20:23 | 沖縄基地

普天間移設問題は、5月末決着の方向で、日米で大筋合意し、23日に、再度、鳩山首相が沖縄に訪問と報道。
日米での大筋合意内容は、「辺野古のキャンプシュワブ沿岸部に滑走路を建設し、基地機能の沖縄県外への分散移転を検討」と報道されているが、鳩山首相には、「海外・県外移設」「常駐なき安保」の理念を貫徹する「胆力」もなく、「現行修正案」程度での「知力」しかないのか「人間力」を疑いたくなり、じれったいが、まだ、淡い希望を持っています。

当方は、鳩山首相が掲げた「友愛精神」に共感し、東大を出、OR分野の博士号を取得し、潜在的な「知力」があるという思いと、金銭感覚が庶民離れしており、金権には鷹揚な資質という印象を持っており、普天間移設問題を「海外・県外移設」で決着させる「胆力」と最適解を導き出す「知力」の持ち主ではないかと推察していましたが、最近の報道による「政府案」が「腹案」であることであれば、「人間力」に疑問を持ちますね。

当方は、日米同盟の堅持は賛同するが、世界が多極化になり、環境が激変し、将来不安が増長しており、日米同盟も深化が不可避であり、日本社会も「破壊と創造」が必要という思いがあり、普天間移設問題は、その一端と位置づけしていました。

鳩山首相は、昨年末、岡田外相、北澤防衛大臣が現行案に容認し、閣内不一致と言われても、「沖縄負担軽減、普天間危険除去」に「海外・県外移設」と主張し、政府を主導し、「腹案」があると強調し、報道される徳之島案を肯定せず、「海外・県外移設」に含みを持たせてきました。
また、メディアでは「鳩山腹案」は私的勉強会の「九州ローテーション案」の報道があり、好感触と言われる「テニアン島移転案」が報道され、現行修正案が政府案と報道され、一体、「九州ローテーション案」、「テニアン島移転案」はどうなったかが解せないです。
勉強して「沖縄には抑止力ある」発言後から、何が、鳩山首相に、現行修正案に偏向したのか知りたいところですね。

「海外・県外移設」「常駐なき安保」の理念を貫徹する「胆力」もなく、最適解思考で「現行修正案」に着地させるのは、重要な「民意」を軽視した「知力」程度しかなく、衆知を集めた将来思考の「着眼大局、着手小局」でなく、「着眼小局、着手小局」の官僚的思考としか思えず、「智力」もなかったのか失望しますね。

本日、沖縄で、仲井知事との会談で、政府案を「辺野古のキャンプシュワブ沿岸部」でなく、「辺野古のキャンプシュワブ周辺部」との発言は、まだ、淡い希望が残りますが?
単に、池田香代子女史のエントリー『米軍基地、所在地も候補地も液状化させた鳩山由起夫の歴史的功績』ではないが、液状化の功績だけなのか。



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (自民党が悪い)
2010-05-30 03:02:12
沖縄を犠牲にした日米同盟にしたのは自民党です
返信する
民主党が悪い (民主党が悪い)
2010-06-03 22:11:54
沖縄の人は防衛・経済どちらからの視点で米軍にいてほしいといっていますよ。もし米軍がいなくなったら沖縄は破綻します。
防衛は中国からの攻撃に、台湾を守ることがあります。
反日マスゴミにだまされないように。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。