傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

板垣英憲氏ブログ:小沢一郎氏、アメリカ、前原誠司氏の関連は面白いが?・・・半信半疑だが無視できず!

2010-07-31 11:25:58 | 生活の党・小沢一郎

板垣英憲氏の小沢一郎氏を基軸に、アメリカ、自民党の動き、小沢一郎氏が前原誠司氏の好感している一連のブログは、世の中の「反小沢」・「嫌小沢」・「脱小沢」の短絡的な論調・論評の風潮の中で、特異性が際立っており、面白いが、読み物なのか?現実のなのか?、「講談師、見てきたような嘘を言い!」ではないが、半信半疑になり、迷いますね。
ただ、言えることは、日本総理の政権パワーゲームは、アメリカ抜きして語れず、興味をもって静観ですね。

当方は、板垣英憲氏のブログを取り上げてことがあり、最近の板垣英憲氏のブログ内容は、世の中のメディアが喧伝する内容と真逆であり、内容が「講談師、見てきたような嘘を言い!」ではないが、当方は、事実無根と判断する情報を持ち合わせなく、興味をもって静観ですね。
板垣英憲氏のブログについては、ネットの一部では、当方と同様な迷いが見受けられますね。

板垣英憲氏のブログ「小沢一郎前幹事長はアメリカ要人に謝罪し首相就任の了解を得て、北朝鮮拉致被害者救出の絵も描いている」で、小沢一郎氏が、7月18日午後八丈島に滞在中に、日米安保問題で日本に脅しをかけ続けてきた人物のマイケル・ジョナサン・グリーン(アメリカ国家安全保障会議上級アジア部長)と会談し、

”「小沢前幹事長は、これまでの非礼を侘びて、相手は、これを許したという。非礼とは、「日本の防衛は、第七艦隊だけでいい」などといった日米同盟軽視の発言をしてきたことのようである。小沢前幹事長は、「総理大臣を務めたい」と発言し、了承されたという。アメリカ要人は「その代わりに同盟国として日米同盟を機軸にしていくことを間違いのないよう守ってくれ」と条件を示し、また、「中国重視できた姿勢を改めて欲しい」と要望、小沢前幹事長は「必ず守る」と約束し、アメリカ要人は、「信用する」と発言じたという」”

”「小沢前幹事長は、民主党代表選挙に出馬することを決意、菅首相とケンカする気で目下激しくかけ引きしている。自民党側からは、森喜朗元首相が「30人でも40人でもいいから連れて出てきてくれ」と盛んに離党を促されている。小沢前幹事長は、万が一、民主党内で何が起きても大丈夫なように、森元首相との連携を保ち、保険をかけているのだという。」”

と書いており、「講談師、見てきたような嘘を言い!」の印象を持ちました。

その後、板垣英憲氏は、ブログ「小沢一郎前幹事長は、原子力潜水艦でやってきたマイケル・ジョナサン・グリーンに米国債購入を懇願された」で、八丈島での小沢一郎氏とマイケル・グリーン氏との会談は、真相は、マイケル・グリーン氏から米国債購入を懇願されたと書いていますね。それには前段があり、

”「国民新党の亀井静香代表が、先日、アメリカに赴き、ワシントンハウスで、大暴れしたのだという。亀井代表は、要人たちを前にこうタンカを切った。「日本郵政が持っている財産は、郵貯から土地を含めた資産まですべて、日本国民の財産である。勝手なことをするな。アメリカは小泉純一郎や森喜朗、西川善文らを使ってゴールドマンサックスに運用させようとているようだが、そんなことはさせない」。亀井代表は、わめき散らしたという」”

と、これが表沙汰にならないように、マイケル・グリーン氏が米国債購入を懇願に、小沢一郎氏、連合の古賀伸明会長ら幹部数人と面談したと書いています。

そして、板垣英憲氏は、ブログ「小沢一郎前幹事長はマイケル・ジョナサン・グリーンから、正式に「アメリカの窓口役」を認められた」で、

”「アメリカの日本担当実力者であるマイケル・ジョナサン・グリーンは、民主党の小沢一郎前幹事長と八丈島で極秘会談した際、最後にこう言ったという。「小沢さん、あなたが総理大臣をやりなさい。アメリカも応援するから」。自民党政権を一貫して支持してきた立場から小沢前幹事長に警戒し、政治生命を脅かしてきたマイケル・ジョナサン・グリーンが一転して好意を示した一瞬だったようである」”

と、アメリカ側は、小沢一郎氏をアメリカの窓口に容認したと書いています。

そして、板垣英憲氏は、ブログ「オバマ政権やアメリカの支配層が「小沢前幹事長-前原国交相」にシフトしてきている」で、小沢一郎前幹事長は、前々から前原誠司国土交通相に目をつけて、将来の総理大臣候補として買ってきたとし、

”「かたや前原国交相は、民主党最大勢力である小沢派をごっそり小沢前幹事長から譲り受けようと考えている。二人の間を取り持ってきたのが、京セラ創業者の稲盛和夫名誉会長(内閣特別顧問)であることは、だれでも知っていることである。そもそも菅直人首相と前原国交相は、いずれも元民主党代表であり、ライバル関係にあり続け、その関係は、現在でも変わりはない。9月の代表選挙に立候補してもおかしくないのであるから、「現役閣僚が『閣内に裏切り者がいる』」と言って前原国交相を名指しして「ユダ」扱いするのは、間違いである。」”

と、「週刊文春」の8月5日号のトップ記事に「現役閣僚が『閣内に裏切り者がいる』前原国交相に小沢が触手!菅政権は8月に死ぬ-憎しみ合う二人は手を結ぶのか。はしゃぐ鳩山と仙谷の怒り。『民主城』大炎上!」を掲げているのは、事実と違うと書いています。

さらに、板垣英憲氏の最新のブログ「国際政治家・小沢一郎が、国際政治家・前原誠司を育て上げる」で、前原国交相は、民主党の「参議院大敗の総括」の両院議員総会を欠席してまでも、歌舞伎俳優の市川海老蔵とフリーキャスター、小林麻央の結婚披露宴に出席したとし、

”「前原国交相は、アメリカのマイケル・ジョナサン・グリーンから小沢前幹事長へのお使いを頼まれ、その結果が予想以上にうまくいったのであるから、大喜びである。 
前原国交相は、民主党が参院選に大敗して、大きな衝撃を受けた直後、アメリカサイドからの指示を受けて、小沢前幹事長に会いに行った。そのころ、「小沢前幹事長が民主党を割って離党するかも知れない」という情報が流れていたので、前原国交相は、小沢前幹事長を引き止める意味を込めて、「小沢先生、次は是非とも総理大臣になってください」と慰留を求めた。前原国交相が、「反小沢」の姿勢を捨てた瞬間だった。
ここで「小沢支持」の気持ちをはっきり表したのである。これに対して、じっと聞いていた小沢前幹事長は「よし、わかった。(総理になってこの難局を乗り切り)、おれが地ならしをするから、その後はしっかりがんばんなさい。頼むよ」と応えたという。このとき、前原国交相は、小沢一郎という政治家の「格の高さ」と「凄さ」を確認させられ、思わず最敬礼したという。
小沢前幹事長の師匠・田中角栄元首相が、初めて青年小沢一郎に接したとき、「この青年は、玉が違う」と口走ったというが、小沢前幹事長は、若き政治家・前原誠司をひと目見たとき、「この男は、玉が違う」と感じたらしい。京セラの創業者・稲盛和夫名誉会長に見込まれただけはあるとも思ったかも知れない。

 小沢前幹事長は、決して親米でも反米でもない。言うべきことは言う政治家である。しかし、日米同盟を機軸とする立場では、しっかりと調整していかなくてはならないと考えている。かたや中国とは良好である。
しかし、ロシアには強くはない。ロシアとの関係は、鳩山由起夫前首相と新党大地の鈴木宗男代表がカバーしてくれている。小沢前幹事長は、自らの力と鳩山前首相、鈴木代表の力を合せて、「ポスト小沢」の後継者として前原国交相を国際政治家に育て上げようとしているのである
 」”

と、小沢一郎氏は、前原誠司国交相を、「ポスト小沢」の後継者と見なしていると書いています。

マアー、板垣英憲氏の八丈島での小沢一郎氏とマイケル・グリーン氏との会談の第一報のブログについては、「講談師、見てきたような嘘を言い!」という印象でしたが、その後ブログの内容、特に、アメリカから「米国債購入を懇願」は現実味があるという印象を受けました。
また、小沢一郎氏が、前原誠司国交相を評価しているのは、まだ、半信半疑ですが、小沢一郎氏は、「他人の悪口は、一切、口外しない」を信条としており、メディアが前原誠司国交相を「反小沢」の「7奉行」として喧伝していた事に過ぎない側面はありますね。
小沢一郎氏の前原誠司国交相の人物評価は、何も語っていませんので。

小沢一郎氏と前原誠司国交相との関係については、後報を待つしかないが、板垣英憲氏は、早い時期から、小沢一郎氏は、前原誠司国交相を好感しているとし、ブログ「米国経済を救えるのは、小沢一郎と亀井静香と個人資産1500兆円保有の主力・日本の超高齢者なのか」の、

”「いずれにしても、オバマ政権は、「日本の帝王」と呼ばれる小沢前幹事長を通じて、米国債を引き受けてもらわなければ、国が成り立たなくなっているというのが、偽らざる実情のようである。日本としては、同盟国であるアメリカを見捨てるわけにはいかない。アメリカの命運は、小沢前幹事長と「ポスト小沢」のダークホースである前原誠司国土交通相の胸三寸にかかっていると言えば、いささか大袈裟であろうか。」”

と書いているように、オバマ政権は、米国債を日本に引き受けてもらわなければ、ならない窮地になるのは事実でしょう。
マアー、前原誠司国土交通相の胸三寸にかかっているのは、大袈裟でしょうね。

アメリカも大変でしょうが、我が日本の危険水域にいますね。
平成22年度の「年次経済財政報告」(― 需要の創造による成長力の強化―が発表され、日本が主要先進国で唯一のデフレに陥った背景として、約20年前のバブル崩壊がもたらした慢性的な需要不足があったことを指摘し、家計重視の景気回復を実現するために、若い世代では実質可処分所得の引き上げを、また高齢者世代では貯蓄の活用などを提言。産業分野では、新産業創出に向けた規制の見直しやエネルギー依存度引き下げへの取り組みなどを指摘した。

NHKニュースは、7月23日、年次経済財政報告書(経済財政白書)について、『“高齢者の貯蓄を消費に”』で、

”「内閣府はことしの「経済財政白書」で、デフレからの脱却に向けて個人消費を押し上げるには勤労者世帯の所得の増加を図る一方、70歳以上の高齢者が貯蓄を消費に回しやすい環境を整えることが必要だと指摘しています。

ことしの「経済財政白書」によりますと、高齢者が年金などの収入からどれだけ消費に充てているかを調べたところ、70歳以上では、貯蓄にはほとんど手をつけず、消費は可処分所得の範囲にとどめているとしています。一方で若い世代では家計収入が減少しているため、白書では、個人消費を押し上げるには高齢者がひとりでも旅行に行きやすくするなどお金を使う機会を増やす方策に加え、高齢者の貯蓄が若い世代の消費や企業への投資などに生かせるようなくふうを検討する必要があると指摘しています。・・・・・・。
」”

と報道しています。

日本の高齢者の貯蓄が、日本およびアメリカを窮地を救うということでしょうが、金融だけで国難を回避できるとは思わないが。
どちらにしても、小沢一郎氏の次の一手と前原誠司国交相の人物評価は、興味がありますね。




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