傍観者の独り言

団塊世代で、民間企業で「チンタラ・グウタラ」に過ごした人間の手前勝手な気儘な戯言・放言。

複数擁立に「連合静岡」の反発・・・「井の中の蛙」程度

2010-04-02 10:32:07 | 生活の党・小沢一郎

小沢幹事長の参議院選挙で、複数区に複数擁立方針を「連合静岡」の吉岡秀規会長が反発したとニュースになっていますが、小沢幹事長の強引さが「吉か、凶か」わからないが、民主党に緊張感を持たせる効用はありますね。
「連合静岡」の反発などは、ローカルの話で枝葉末節の問題であるが、小沢幹事長とすれば、障害となれば「連合」とも距離を置き、パワーゲームに傾注しているのでしょうね。

小沢幹事長の複数区の複数擁立方針に、民主党内部で「共倒れ」危険性があり、反対意見があり、反発してた「静岡・京都・長野・茨城」の民主党県連に、党主導で候補者を擁立し、「静岡・京都・長野・茨城」は2人目が決定し、今後は、東京選挙区(改選定数5)の3人目、大阪選挙区(同3)の2人目に向け、最終調整を残すだけとなる。
鳩山首相は、「小沢氏の方針だから2人擁立する。2人当選に向けて全力を尽くす以外にない」と容認で、民主党は参議院選挙の戦闘モードに突入ですね。

民主党の構造的問題に、地方組織の貧弱さと風頼りの体質であり、長崎県知事選・町田市長選も大敗したのは、「政治とカネ」の問題よりは、構造的弱点に、政権与党の驕りがでたのであって、支持率下落傾向で複数擁立方針は一種の「賭け」でしょうが、民主党体質へ緊張感をもたせる効用はあり、鳩山政府も政治姿勢に真剣にならざるを得ないでしょうね。
京都」の場合には、現職の衆議院議員から鞍変えであり、「静岡」の場合には、工学博士の女性会社員であり、「長野」の場合には、女性県議会議員であり、「茨城」の場合には、アテネ五輪自転車競技銀メダリスト(31)であり、「県連」・「連合」感覚の候補者よりは魅力的ですね。

民主党の最大の支持団体「連合」で、民主党の地方基盤は「連合」頼りであるのは現実であるが、「連合」は正規社員の組合の団体であり、組織率は20%前後であり、庶民との密着度は希薄であり、「連合」の集票力は疑問であるが、ただ、「連合」の全国組織の活動力を民主党は依存せざるを得ないが実態で、自民党とは「自力」と比較すれば、劣勢であるのは事実ですね。

また、「連合」の問題は、正規社員の組合組織の団体で、組織率は20%前後であり、日教組にしても20~30%程度であり、「組合は組合員の為の存在から、御用組合化し、組合幹部の為の存在」になり、組合団体の「連合」は庶民との密着度は希薄であり、「連合静岡」の会長の小沢幹事長への反発したのは、「井の中の蛙」の組合幹部の思い上がりしかないですね。

マアー、小沢幹事長は独裁と言われようが、「権力は数」「数が第一」という大人の政治ですね。
「反小沢」「非小沢」の「民主党らしさ」などは、「仲良しクラブ」「少年探偵団」的な子供体質の典型的な象徴ですね。

ブログ「ゲンダイ的考察日記」様がエントリーしている[小沢ガールズ]の【山尾志桜里~元「アニー」がクールに取り組む司法、公務員改革】、【福田衣里子~こんな顔して周囲がドキリとするようなことを言う】、【三宅雪子~八ツ場ダム中止運動に突進力を発揮】、【田中美絵子~「舞い上がっていたのでヌード騒動はいい冷や水でした」】を紹介していますが、どなたも特異性をもち、将来を期待したくなりますね。

「参考」

① 「日刊ゲンダイ」の記事『小沢幹事長辞任要求 拒否は当然だ
② 「ゲンダイ的考察日記」様エントリー『小沢 参院選2人区 複数擁立~強行突破の勝算
③ 福島みずほ党首・・・「小沢さんって、スゴイんです」 

―小沢幹事長とは福島さんからご覧になって、どういう人ですか。 

福島  「権力」というものがどういうものであるかを、非常によくわかっている政治家です。 現在、社民党が政局的にいかに重要な存在であるかを最もよくわかっているのも小沢幹事長です。なぜなら、地方へ行くと必ず、社民党の様子を見にいく。社民党は地方議員もそれなりにいるわけで、国会議員だけが政治家なわけではない。

 権力を強化するには地方議員も取り込むという、政治のダイナミズムをよく知っているわけです。タイプとしては私と小沢さんは正反対だけれど、学ぶべきところはあります。 

―どんなところですか。

福島  とにかく24時間365日、権力のことばかり、選挙に勝つことばかり考えている。そのエネルギーには感服します。本当にスゴイ。私も党首として、小沢さんの爪の垢を煎じて飲んだほうがいいと思うほどです。 





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