城崎にて ～動じず動かず～

今年の冬の蟹ツアー。
この冬一番の冷え込みとなった今日、城崎温泉の老舗旅館に伺いました。

本生蟹のフルコース。
なにせ高級旅館ですから、皆さんのお食事中、
添乗員は別室で簡単なものをいただきながら、待機です。

そこに突然。

ブーブー、ブーブ！

という大きな警報音につづき、

「タダイマ、火災報知器ガ発動シマシタ」　

…という機械音の放送。

え？　とあわてて立ち上がりかけたら、しばらくして

「えー、ただ今の放送は、火災報知器の近くに炭を置いてしまったためです。
　ご心配をおかけして、誠に申し訳ありません。」

と今度は肉声での放送。

やれやれ。

と、思いつつ、ロビーに戻ると。

支配人の方が駆け寄ってきて、

「先ほどはまことに申し訳ありませんでした！
　皆さん、びっくりされたでしょう。
　おわびに何かお土産をご用意させていただきます」

へぇ、さすが老舗旅館。
ちょっとびっくり。

お部屋に様子を伺いにいくと、皆さんまったく動じず、カニと格闘中。
「さきほど支配人の方がお詫びにとお土産を…」とお伝えすると、

「あら～、それならもっとサイレン鳴ってもらっても良かったわね（笑）」

「いい旅館だから、感度もよすぎるんだわ」

「びっくりしたおかげで、心臓がよく動くようになったわよ（笑）」

お店もさすがですが、うちのお客さんもさすが。

蟹ももちろん、さすがのお味と量だったようで、
お食事後しばらく皆さん、根っこでも生えたように動く気配なしでした。


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千客万来です

お正月あけの1週間は電話ウィーク
お客様からのお申し込みや問い合わせももちろんですが、
こちらからの年始のご挨拶電話もあり、受話器を取る手が止まらない
嬉しい　忙しさに追われた週でした

そして、今週は－
電話も一段落して（ほしくはないのだけれど・・・）
そのお手続きや、今年の旅行相談など、
ご来店のお客様が次から次へと・・・！

こちらの席で話していると、ピーンポーン
あっちらの席へ話しに行くと、またピーンポーン

あら、お久しぶり！
新年、おめでとうございます
近くまで来たから、お支払い直接させていただこうと思って

年明けですので、お客様もこちらも、お話ししたいことがたくさんあり
なかなかの慌ただしさで、一日中ドタバタしていました

でも、お正月あけてホッと一息、というところで、
まず銀のステッキへ足を運んでくださるなんて、嬉しい限り
それも、こんなに寒い日に！

外は極寒でしたが、銀のステッキのお部屋は
常にお客様の声が響く、あたたかい場所になっていました

見逃しておられる方もいると思いますので、今一度お知らせいたします

今週15日(金)まで “手帳先取りキャンペーン”を実施中！
旅サロン便り　新春号に掲載の「新コース」をお申し込みいただくと
もれなく全員に、500円の旅行券（何コースでもＯＫ）をプレゼント！

ぜひこの機会に、お申し込みをお待ちしております

また、明日14日は添乗が重なっており、事務スタッフも不在にしていることもございます
ご来店の折は、事前にお電話でお知らせください

 

（今年は今宮戎の熊手を買いました。早速効果あり？？）

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電車で里帰り

法事のため、子供と二人で実家のたつのに帰ってきました。
私一人だと移動に迷いなく電車を選びます（電車移動が好きなので）が、
今回は、子供（５ヵ月）と一緒。
迷った末、乗ってみないと子供の様子も分からないし、
もしかしたらすごく電車が好きかも知れないし、
と、自分に言い聞かせて乗ってきました。

乗った感想。
”あえて選ぶには楽ではない”です。

もう少し大きくなったら違うかもしれないけど、
私自身がいつ子供が泣きだすかとハラハラして落ちつかなったのと
ベビーカーの置き場所に困ったのと
子供はまだ外の景色を見ない（見れない？）
と分かりました。

電車の中で、泣きそうになる度に、私はドキマギ。
そこまで、気にしなくてもいいのかもしれないけど、
家で聞く子供の声より電車の中の方が大きく聞こえてきて、車中ずっと手に汗握る私でした。

久々に親戚が集まる場所に顔を出しました。
子供を抱いている私の姿に、
あんなに小さい子やったのにね～
　（部屋にある、私が小学生くらいの時に撮った集合写真を見ながら）
私の子供を見て、小さい頃の私にそっくりだと皆が言い、
子供は、代わる代わる皆に抱っこされていました。
照れくささもありながら、私の成長もこうやって皆に見守ってもらっていたんだなとうれしくなりました。

最近は、親戚の集まりに参加することも少なくなっていました。
小さい頃、年末年始、父方・母方とよく集まっていたのに・・・
社会人になってから特に会う機会も減っていたことを思い出しました。

初めて（電車移動）と久々（親戚が集まる場所）
子供も私も刺激のある日となりました。

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歌劇レビュー●●説

最近ちょっと遠ざかってしまってたのだけれど、今年は見ようと思っているもの。

１、落語
２、宝塚歌劇
３、大河ドラマ

というわけで、正月早々、落語の独演会にも行き、
昨夜は「真田丸」もしっかり見ました。
（「新撰組」以来、久しぶりに大河を年末まで見られそうな気がしてきました。）

そして今日は、２年ぶりくらいに、宝塚歌劇に足を運んできました。

宙組公演、「シェークスピア」。

帰宅後、シェークスピアについて書かれた本を引っぱりだしたら

「人生で大事なことは、ほとんどシェークスピアの作品に書いてある」
「迷わず全集を買うべき」

とありました。

イギリス添乗に行った２年前には、ストラットフォード・アポン・エイボンの
シェークスピアの生家まで訪ねているのにな。

今年は没後400年だそうで、これを機に、シェークスピアをちゃんと読もうと思いました。
以上、まる。


さて今日の発見は、実はそのあとのレビュー公演のほうで。

セリフ劇が好きなので、どうも、このレビューがいつもよく分からなくて、
歌劇から足が遠のいていた感があるのですが、
じーっと見ていて気づきました。

・歌とダンス
・テンポのよい展開
・入れ替わり立ち代わり
・耳慣れたフレーズのメドレー
・静と動の反転
・どんどん衣装替え
・お約束のラインダンス
・全員登場のフィナーレ

そうか、レビューはつまり、紅白歌合戦なのだ！

そう思ってみると、すべて合点がいき、
途中からすっかり大晦日のNHKホールにいるような気がしてきました。

このあとは「ゆくとしくるとし」。
で、今年は、赤、白、どっち？
綾瀬はるかは…いないか。

「レビュー・紅白歌合戦説」、どうなのでしょうか。

いずれにせよ、見方が分かりました。
これで今年は師走まで、大劇場に足を運べそうな気がします。

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今年の大人買いは？

昨年、廃車寸前のところを母から譲り受けた真っ赤な愛車、モモ号。
運転していると、フロントガラスにふわっと白いものが舞いました。

あら、初雪？

…と思ったら、ボンネットの薄皮がぺらぺらとはがれて風に舞っているのでした。

猛暑だった昨年の夏。
駐車場に日よけがないのも良くないのか、
まるで夏の日焼け肌さながらにボンネットとてっぺん部分の塗装がはがれ、
白い薄皮がめくれはじめました。

あららら…と思いながらも、放置。
まぁ秋になればおさまるかなぁ、と。

ところが冬の乾燥した空気がどうも敏感肌には良くないらしく、
風が吹けばぺらぺらぺらぺら…
最近、めくれぐあいが加速した気がします。

さすがに、そろそろ買いかえなあかんかしら。
しかし、痛いなぁ。

その車で、正月、実家に帰省し、
そのまま１週間、置きっぱなしにしていたところ――。

今週末、車をとりに帰ったら、父がニコニコして言いました。

「皮、中途半端やったから、めくっといたで」

「ワイパーもさびて汚かったから、ペンキ塗っといたで。
 固まっとるかもしれんから、動かんかったら、ちょっとこすりぃな」

え？

助けを求めて母の顔をみると、

「コロンボさんに出てくる車は、みんな、あんなもんやって」

 まぁ、日本ではあんな車、もう走ってないけど、と小さい声でもごもご。

ってことは、これでいいの？ 

愛車のあまりのみすぼらしさに、
思い切って買い換えるか、
次は手堅く軽にすべし、
と固まりつつあった気持ちが一気に失せました。

代わりに芽生えた、ある妄想。

実は…新車を買う値段で、闘牛が一頭、買えます（たぶん）。

牛を買ってどうするのか。（もちろん応援するのです）
月々の餌代がかかる。（それはけっこうキツイ）
どうやって選ぶ？　（一緒に見に行って選んでもらおう）
名前は何にする？　（わぁ～、どうしよう、悩む！）

と、あれこれ際限なく妄想をふくらませて気づきました。

車を買いかえようかと考えていたときより、よほど楽しい。

…てことは。

もう何十年、自分とつきあってきたから、分かります。
これ、可能性がある話です。

おぉ、こわ。

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