銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

インドに行ってきます

2016年01月06日 | 見かけだおしNのつぶやき

今日、手配先の方が来店下さって、最終の打ち合わせ。

「ところで、インドは何年ぶりですか?」

そう問われ、ええと、、、

「20うん年ぶり、です」

と答えながら、これには自分もびっくり。

そんなになるんだ!!

 

「では、現地に行かれても変わっていることが

多いかも知れませんね」と。

ああ、本当にそうかもしれない。

 

私が旅をしたのは、いわゆる卒業旅行。

“金はないが暇はある”  寅さん状態での旅でした。

 

添乗で行くと決めてから、昔の資料をくって、

記憶を呼び起こしてみました。

 

当時、タイのバンコックに入ってから

格安航空券を購入したように思います。

それがバックパッカーズのステイタスだったように?

とは、これも記憶の彼方なり。

 

なのでタイは、それぞれが、様々な国へと旅立つ起点であって、

旅を終えて、また皆が自ずと再会する終点になっていました。

 

忘れたことの方が、今や多くなってしまったインド旅行。

 

長い旅(2カ月近くもいたのです!?)でした。

若い、若かったのですね、、、

でも鮮明に覚えていることの、ひとつ。

タイに戻り、日本への復路便の出発日を待つ間の数日、

再び、それぞれの旅を終えた旅人と再会するのですが、

同時期に会う旅人とは、いわゆる卒業旅行中の学生たち、

同世代がほとんどでした。

そうして皆が、自分の体験してきた旅がいかに大変であったかを

あたかも武勇伝よろしく披露する場でもあったのです。

 

まあ、フラフラになってインドからタイに戻ってきたのですが、

往路には、ゴミゴミして雑多で忙しない印象だったタイの首都バンコックが、

「ああ、なんて穏やかで綺麗な街なんだ」

と映ったこと、心が休まったことといったら。

 

そして、タイで再会した旅仲間に

「インドどうだった?」と聞かれ、

本来の私なら、デホルメしながら、面白おかしく

話を底上げして自慢げに披露するところが、、、

 

『2度と行きたくない国やね』

そう、迷いなく一言で答えていたこと。

これだけは、はっきり覚えています。

 

さて、もはや古い情報といわれても、少しは役立つかと、

手にしたアルバムには・・・

先にインドを旅した知人がくれた手紙が貼り付けられていました。

読み直し、笑っちゃいました。

・ドミトリーはよく選ばないと南京虫のベッドに当たってしまう。

・睡眠薬強盗に注意

・無理にインド滞在を延ばすより、

  タイに早めに戻り、ビーチライフがおすすめ

・蛇使いの写真を撮ると金をとられる。絶対値切ること!

・生水飲まない

・知らない人にはついていかない

・両替は粘って交渉が必要

・リキシャは値切ってあたり前。

・タージマハルは、悪い人が多い!

・宝石、絨毯屋に連れて行かれても、絶対買わない!

・インド人およびインドにいちいち怒っていてもそんだ

et.c  

注意)あくまでも知人の旅後の限りなく私的感情?私的感想が含まれる

 

こんな感じで、ありがたい情報が鉛筆書きでびっしり。

そういえば、そうだったと懐かしむ?気持ちと、

よっぽどきつかったのね、知人は、、、と彼の疲労が容易に想像され

また笑ってしまうのです。

いちいち怒っても損、、、そうだった、そうだったと。

今の私の価値観は、持ちこたえるでしょうか?

今のインドに。

“金もないが暇もなくなちゃった”   もう寅さんにはなれませんが、

2度目のインド、行ってきます。

 

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