ノエルのブログ

シネマと海外文学、そしてお庭の話

ある日の日記

2015-06-02 21:44:12 | ある日の日記
足が縮んだ。長さではなく、つま先からかかとの靴を履く部分。

今まで、ずーっと23センチと思い、そのサイズの靴を買っていたのに、先日ドライビングシューズを買おうとした時、どうも様子がおかしい。23センチのものを用意して、履いてみたら、なんだかゆるい感じがするのだ。それで、店員さんに1サイズ下の22.5センチを勧められて、試したら、そっちがピッタリだった。
へえ~、足の骨も縮むのか…。2、3年前、私よりちょっと年上の女の人に会った時、「背が高いんですね」というと、「これでも、数センチ縮んだんですよ」と言われ、老人といわれる年でなくても、そうなるのか!とちょっとショックだったのだが、ふ~ん、靴のサイズも小さくなるんだねえ。

五木寛之がエッセイで、「いつまでも若いままの体型を維持したいと言って、いろいろやっている人が多いですが、人間の体というのは年をとってくると、四十歳くらいをピークとして縮んでいきます。私も昔はシックスハーフ(6.5)の靴をはいていました。…いまは、当時ちょっときつかったシックスの靴がちょうどいい。足もちいさくなっています。身長も以前は百六十七・五センチありましたが、いまは百六十六センチくらいです。…体重も、一番重かったときで六十三キロでしたが、今は五十七キロくらい。二十歳のときが五十五キロでしたから、そのときの体重にもどったのです」と書いていたが、それがこういうことであったか…。

それにしても、頼まれているカリグラフィー作品を早く作らなくてはならないのに、まだ手につかないなんて――年を取るということはてきぱきとできなくなるということでもあるような気がするね。
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