いや~。
サイクルロードレースは過酷ですね。
突き刺さる豪雨の中でも、川のようになった道も、険しい山道で、生身の体でクラッシュしようとも、レースはゴールへ向け進んで行くんです。
私は小さいときから、家の中より外で遊び、舗装路の上より、土の上で遊ぶことを好みました。
そんな中、スマートに見えるオンロードより、ドロドロになって走るオフロードバイクなんかにに興味を持ちはじめたのは当然。
しかし、オフロードバイクの真似事をしながら自転車に乗っていた私は、いつしか、興味の無かった筈のオンロードで走るスポーツ、ロードレースに打ち込み始めたのです。
自分でも、おかしな話だと思っていましたが、今はそうは思いません。
ロードレースは、シンプルに、厳しい自然に立ち向かうスポーツだったのだと、いつしか気が付いたのです。
刻一刻と変わり続ける気候の中、路面状況の中。スムーズに走るが故に、体力の限界まで引き出されてしまう乗り物で、時には傷つきながらも、5時間以上走り続ける。
集団の中では、汚い罵声が飛び交う時も、敵同士なのに助け合う事も。
こんな、泥臭く、人間臭いスポーツ他に、中々ありませんもんね。
そんな事を、今日の厳しいレースを走り終え考えてしまいました。
明日も雨のレースになりそうです。
危険で泥臭いロードレース。
自分の性に合っているのかどうかは謎ですが、何故かどこか楽しいのです。
明日も雨のレースになりそうです。
きつそうだなぁ~。