photo:Hideaki.TAKAGI
と、ツアー・オブ・ジャパンもあっという間に終了してしまいましたね。
初めてこのレースをチームカーで追随しましたが、とにかく過酷です。
登りと下り、更にはコーナーが激しく繰り替えされるこのレースは、車を運転しているだけで体力を消耗していきます。
後部座席に乗るメカニックも、激しく揺られる車体に身体を安定させているだけで疲れるはずです。
実際、他チームの車両に同乗していたメカニックが嘔吐したり、ドライバーが気分が悪くなって途中交代したなどと言う話を聞きました。
決して運転が上手でない私が運転する車に乗る大久保メカも大変だろうとルームミラーを見ると。。。
気持ち良さそうにしながらお菓子なんかを頬張っています!さすが!!
とにかく、そんなレースを生身の身体で走りぬく選手達の疲労は並大抵のものではありません。
レース後、東京から大阪までの長距離移動を終え、ようやく安息の時間が・・・
と、思う間もなく明日はもう次のレース『ツール・ド・熊野』のため出発します。
自転車は、運動中に身体に受ける衝撃も少なく何処までも走っていける便利な乗り物。
反面、身体を痛めつけながらも何処までも走れてしまう乗り物なのです。
選手はそんな乗り物で痛い足を回復させる間もなく、次のスタートラインに並びます。
車も次のレースに向けてガソリン満タン!やる気満々。
TOJに駆けつけ応援していただいた皆様、ありがとうございました!
photo:Hideaki.TAKAGI