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Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

今年も僅か

2018-12-28 10:51:24 | 日記

皆さまお元気でしょうか。

私は元気です。

と、いう事でやってまいりました季節に一度のブログ更新。(冬の部)

・・・。

都度、こまめな更新を誓い、このブログを書き始めるのですがなかなかうまくいきません。

なんというか、、、忘れっぽいんです。

もともと、物理的に物を無くしたり置き忘れたりという事に関しては得意分野(得意とは普通言わない)だったのですが、最近は更に自分の記憶や決意までも無くしたり置き忘れていく傾向にあるのです。

日々、忘却の彼方へ。

ま、それはそれで辛い事や悲しい事も忘れられるのであれば良いのですが、せっかく生きているのに日々の行動や気持ちを忘れてしまうのでもったいないですよね。

最近、10年も前に書いたブログ記事を見てみたのですが、記事の中に綴られている事柄だけでなく、その時に感じていた気持ちも思い出され懐かしくもあり、貴重に感じるものでした。

有難いことに2018年もサイクルロードレースに関わり活動させて頂き、様々な象徴的な場面を通過してきました。

そんな貴重な体験を忘れぬよう、その事に目にとめて頂ける方に届くよう、なるべくブログの更新は継続します。

と、決意。・・・ほんとか?


2018年もあと数日。色々な事がありましたが共に活動した仲間の一人が引退を発表しました。

秋田拓磨選手です。

朝日大学から加入し3年間シマノレーシングの一員として活動してくれました。

幼い時から自転車競技に打ち込み、輝かしい成績を収めシマノレーシングに加入。

 

順調に力を伸ばし、今季もUCI2.1ツアー・オブ・タイランドではステージ2位、UCI2.2ツール・ド・熊野のプロローグでも4位等、素晴らしい能力を見せてくれていました。

 
▲美山ロードで連覇した秋田選手 photo:Kensaku Sakai

そんな彼が引退を選び、その意思を報告してきた時は驚き理由を聞きました。

『シマノレーシングは、トップを目指す選手が所属するべきチーム、今の自分の気持ちではそこに見合わない。』

という彼の言葉。

その競技への気持ちが失せた、というものでなくトップをめざしつづけ『やりきった』、という意志が見えた気がしました。

スポーツを職業としどのような形であれ永く継続し、多くの人に夢を与え続ける事はとても素晴らしいと感じます。

その一方で、自分の目標を高く持ち、その成長の過程を見極め退く事を選択する事も素晴らしい活動と思うのです。

チームも目標がある以上、そこを見続け時に辛い決断をする必要があります。

シマノレーシングの選手もそうあってほしいし、そうあるべきだと思っています。もちろん私自身も。

と、彼の言葉に身を引き締められました。

とにかく、今までの秋田君の活動が別の場所でも大きく意味を持つように、今後も全力で進んで欲しいと願っています。

秋田、今までありがとう。

 

 


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