レースへの準備はほぼ終え、後はスタートを待つばかりです。
大切なレースを前に最後にしなくてはならない事、それは心の準備。
とめどなく襲い来る苦痛の渦に身を投じる覚悟を決めること。
体調が良かろうが悪かろうが明日は本番。最後まで諦めずに走りきることだけを考えてレースに望もうと思います。
疲れがまだ残る今日の練習は、河川敷のサイクリングロードを軽く流してきました。
ふと目の前を動物が横切った気がして、止まってみたらそこにはウサギが!
果たして野生なのか、何処からか逃げ出したのか?
しばらく、こちらを伺っていましたが、自転車を降りる動作に反応して、深い茂みの中に逃げ込んで行きました。
彼の進んだ先の草は、よく見ると小さなトンネルのようになっていました。
彼の通り道なのでしょう。
ところでウサギ。私が数年前に住んでいた北イタリアでは、普通に食べられていました。
スーパーに皮が剥がれたウサギが普通に並んでるんです。
かわいそうで最初は抵抗がありましたが、これがまた鶏肉のようで美味しいんです!
イタリア人によると
「脂肪も少なく自転車選手には良い。」
らしいです。
イタリア人に
「私は日本では、食べたことが無い」
と言ったら不思議がられました。
文化の違いって結構あるものですね。
写真はTOJ富士ステージのスタート前。
雪が積もっている場所のチョット下の辺りまで登りました。
レース遠征を終え、今日は久しぶりに大阪でトレーニングを行いました。
最後は疲れを取るべく、ユックリとクールダウン。
そして、自宅近くの角を曲がった時に、事は起きたんです。
見覚えのあるちびっ子達が、わんさか遊んでいるではないですか!
そう彼らは自転車マンの命名者達。
ま、まずい!発見されてしまう!発見されたら騒ぎになってしまう!
そう思い、私は彼らの視界に極力入らないように、しれ~っと自宅を目指しました。
と、その時!
目の前に立ちはだかる少女と、思いっきり目が合ってしまったではありませんか!
絶体絶命・・・
・・・・
・・・・・
ん?あれ?
反応無し・・・
私の過剰意識だったのでしょうか?自転車マンは過去の人。
既に彼等の記憶には残っていなかったようです。それはそれで悲しいような・・・
いやいやいやいや。
私はレースで疲れているのです!子供の相手なんかしていられません。
誰も気が付かないのなら、行ってしまいましょう。
行ってしまいますよ ・・・
おーい。いっちまうぞー ・・・・・凹
あ!今の自転車マンや~!!
わーー! ドタドタドタドタっ!!
やべぇ!気が付かれた!振り返ると10人ほどのちびっ子が追いかけてきます。
「ウィリーしてやー!」
と、追いかけながら言ってくる彼ら。
「見たら一人百円やでー!」
と逃げながら言う私。
・・・やってしまいました。ウィリー・・・
そーなんです。ワタクシ、調子に乗せられると見事に乗りこなしてしまうんです
またしても、夕暮れ時にご近所様を騒がしてしまったのでした。ごめんなさーい。
ところでそのちびっ子10人。止まってよく見てみると全て女の子でした。
ワタクシ、いつからこんなにモテモテになったんでしょ?
自転車マンのウィーリーは、自転車文化の発展に強く貢献しております。
たぶん。