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Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

着込んで通勤

2013-01-30 18:50:19 | インポート

久しぶりに自転車通勤を再開しました!

チームのスタッフをしていると、選手が身体を酷使し鍛錬する『合宿』や『レース』の時は、スタッフは『運動不足』に陥ることが多々あります。

もちろんせかせかと荷物を移動させてあり、ホテルの階段を行ったり来たりはあるのですが、息が上がったり、心地よい筋肉痛を感じるような運動は一切なくなります。

それら遠征期間がない期間に、通勤で運動量を稼ぐ事が唯一運動不足解消の方法!

いざと言う時のために、身体の動きの切れだけは保っておきたいものですね。

という事で、なるべくブログに走行距離を残し、動機付けをすることにしました。

1/28 通勤 34km 

1/29 通勤 35km

1/30 通勤 35km(予定)

お!今週100Km達成!?(予定)この記録、いつまで続くことやら・・・。

ところでこの冬、ダウンジャケットを着て通勤しています。

というか冬の通勤は1年前のシーズンまで殆どしたことが無く、冬の朝の寒さに恐怖を感じていたのです。

がしかし、ダウンジャケットを着込めば結構あたたかいのですよね。

近年、安くて薄いものが手に入りますよね。

洗濯機で洗っても結構いけます。

長距離走には全く向いていませんが、片道10数キロの通勤にはもってこいです。

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大切に使用しましょう

2013-01-23 10:36:58 | インポート

あたたかい沖縄から大阪に戻りました。

合宿最終日は2時間ほどの軽いトレーニングの後、自転車を専用のバックに梱包する作業を行ないました。

この作業は選手がそれぞれに行ないます。

簡単な工具だけで出来る作業なので、それぞれ持ち合わせの携帯工具で行なっていたのですが、ここで役に立ったのがこれ↓

Pro

今年選手に配布した、携帯ポンプ&携帯工具&タイヤレバー&サドルバックのセット。

梱包作業に留まらず、普段のトレーニングに必須と思われる修理道具の重要なものが詰まっています。

このセットは選手も大変喜んでいたようです。

Up_17中でも一番喜んでいたのは、携帯工具が手元に無く困っていた野中竜馬選手。

私の手柄ではありませんが、直接配布した私もなぜか嬉しくなる程です。

この日も真っ先にマイ工具を使用し、手際よく梱包を済ませる野中選手、真新しい工具も沖縄の青い空の下でいきいきと輝きを放っております。

それを使用する野中選手もまた、輝いて見えます。

その後、梱包を終えシャワーを浴びに行った選手達。

厳しい合宿の日程を全て終え、疲労の中にも安堵した様子が伺えます。

そんな彼らを見送り、私も安堵して車に乗り込もうときびすを返したその時です!

駐車場の真ん中でキラリ輝く物が目に入るではあーりませんか・・・

Photo

まっさか、先日私が配布したものとは違うもののはずです。

まっさか、野中選手に配布した工具とは違うはずです。

まさか・・・。

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合宿が終わります

2013-01-20 23:28:31 | インポート


沖縄にて行われていた合宿が明日終了します。

日に日に気候が好転し、思う存分トレーニングに打ち込むことができました。

その分、疲労のピークがきている選手は、比較的静かな合宿最終日を過ごしているようです。

長いシーズンが始まろうとするこの時期。

選手は静かに闘志を燃やしています。



数日前には荒れ狂うように波を立てていた海が、月夜の中で穏やかに揺れています。

あひるボートで夜の海を全力で進んでみたい!


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きれいな海を目指したい

2013-01-19 11:09:50 | インポート

           Hama

沖縄での合宿も終盤。

本日はいつになく晴天です。

こんな日に浜に出て朝の散歩をしたくなるのは、人間ばかりでなく、他の動物も一緒でしょう。

犬や鳥も波打ち際で気持ちよさそうにしています。

ただ、選手だけは日々の疲労でそんな場所に行く元気が無いようですね。

ただでさえ重い足。

浜辺に入ればさらに重く感じることでしょう。

選手にとって、つらく厳しいトレーニングに耐えることは憧れる夢をかなえるための手段です。

ネガティブなニュースを抱えるロードレースの世界ですが、若く未来がある選手達に見えている憧れの場所は、美しく輝くフェアな場所。

憧れた場所と、たどり着く場所のギャップはどんな場合でもあるものですが、真逆のものであった時の絶望感だけは抱きたくないものです。

沖縄の海、浜の白さや海の青さは美しく、また何度でも訪れたいと思わされます。

その陰に、毎朝のようにこの浜辺を清掃する方々の働きがあることも忘れてはいけません。

きれいな海を保とうと本気で思う人は、ともすれば、汚れてしまった海を見たことがある人なのかもしれません。

そんな場面を目の当たりにした我々にも、その責務があるように思うのです。

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機材調整の○&×

2013-01-15 11:42:25 | インポート
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競技用の自転車のペダルとシューズは、専用のペダルに組み込まれたバネの力で、専用のシューズに取り付けられたクリートといわれる突起物を繋ぎ止めることで固定されます。

固定されることで、ペダルを踏む力を効率よく動力に変換することができるのですが、その分身体にかかるストレスが一箇所に集中します。

そのため、選手は1ミリメートル以下のズレでも理想のポジションを見つけようと、特にこのプレシーズンには新しい機材の調整を入念に行います。

正解があるようで無い、ポジション。

知識と経験を合わせ自らの体の感覚で探して行くのですが、悩み始めたらきりがありません。

実は、悩まずある程度のズレも許容範囲として、使用しいた方が精神衛生面では有利、どんな機材でも使いこなすことは選手としての能力という考え方もあります。

がしかし、精神的なストレスを負うことを覚悟の上で、ロスを無に近づける努力を続ける事ができることも選手としての資質。

僅かな差が大きな差を生み出すサイクルロードレースでは、決して無視できない重要な行動です。

私の場合は若い時は悩みに悩み、歳をとるにつれ逃れるように、何でも来いな気持ちに変わって行きました


コメント (2)
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