Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

壁を超えた自転車マン

2017-01-30 20:27:29 | 日記


達成してしまいました。

驚異の1月自転車通勤完全制覇。

もはや自動車など必要ありません。

必要なのはごはんのみ。

と言うことで、今朝は朝起きて条件反射的にロードウェアを着込んでしまいました。

疲労し動きが鈍くなった身体をジャージに通すこの感覚。

現役時代、ステージレースで味わったあの朝と一緒です。

朝ごはんをかきこみながら徐々に明るくなってゆく外を見てみると何と。

濃霧&小雨と言うコンディション。凹

のぞむところです。

むしろチャレンジャーとしての闘志に火がつきます。

そして外へ飛び出し思うのです。

「やっぱやめとこ」と。

だって雨ってば冷たいんですもの。

が、それはそれでまた着替えるのがめんどくさいので、なかばやけっぱちで出発。

自転車マン、限界の壁を超えた感があります。

ま、出発してみればそれほど気温は低くなく、雨も霧雨程度。

思い切って行動してみると意外と苦は少なかったりするものですよね。

と言うことで、1週間も続けられたことがなかった自転車通勤を1月、しかも冬に達成した満足感が今はあります。

が、問題点がひとつ。

この記事を書いている段階でまだ私は帰るため会社を出発していません。

自転車で帰ると言う現実から逃避し、ブログなんかを書いてしまっているのです。

出発してしまえばこっちのものなんですけどね。

やはり車は必要ですね。

帰らないとね。。



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限界、自転車マン

2017-01-29 23:51:40 | 日記


今日は今日で、現役選手に誘われマウンテンバイクでライドしてきました。
道案内役です。

ロードバイクを沖縄へ送ってしまってトレーニング方法がマウンテンバイクしかない。

と言うのが理由の一つにありますが、冬のマウンテンバイクでの走行は色々な利点があり選手も積極的に取り入れています。

曲がる止まるといった基本的ライディングテクニックの向上。
崩したバランス立て直す術の習得。
走路を読み取る能力の向上。
担いで山を登ったり降ったりするときの負荷は、ジムで行うフリーウエイトトレーニングと同じような効果もあります。

森の中は風も少なく、全体的な走行スピードが少ないぶん、高負荷のトレーニングを行っていても冷風で身体を冷やすリスクも無くなります。

もちろん、転んで怪我をする危険もありますが、その緊張感も含め、有効なトレーニングと考えています。

何より、自然の中に身を置く楽しさはアドレナリンの放出を促し、キツさを乗り越えるための要素になります。

がしかし、今日はあまりの楽しさに選手にもチャレンジ精神が湧いてしまったのか?

いつもの道を走破した後、いつもは行かない道にチャレンジ。ここの担ぎ区間が強烈で、身体は悲鳴をあげながらの自転車担ぎ登山となりました。

朝の9時過ぎに出発した我々が家に到着したのは16時過ぎ。

休憩を抜いても6時間ほどの超ハードトレーニングとなりました。

選手にも超ハードだったのだから、オヤジサイクリストの私はヤバイレベルですこれ。

自宅到着後はお風呂に浮いたまましばらく身動きとれず。

明日、会社へ自転車で行けば1月の自転車通勤皆勤賞ですが、、、無理かも。

限界です。



今日はトレーニング前、全身にオイルを塗りたくってから出発。

ヒート系オイルでなくても、オイルを皮膚に塗る事で身体の感じる寒さ随分防ぐことができます。

私は通勤でもたまに塗ったりしますよ。

ハーブの香りが強いので通勤では膝周りに塗る程度ですがね。

冬トレーニングでのオイルの活用、おすすめします。
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休日でも自転車マン

2017-01-28 21:12:53 | 日記
会社は休みだし通勤の必要が無い今日。

にも関わらずわたくし、自転車に乗りました。

もはや日本自転車マン協会会員の鑑を自負。

ま、そんな協会ありませんが。

自転車に乗ったと言っても移動のため、来週から始まる沖縄でのチームキャンプのため、機材を積み込んだ車をフェリーに預け、港から自宅までの25km程を自転車で帰ったのです。

しかもマウンテンバイク。

なぜロードバイクではないかといえば、選手がロードバイクを積み込んだ車両最後尾にスペースを見つけてしまったのです。

そりゃこっそり積むでしょ。マイロードバイク。

沖縄の青空の下選手達が気持ちよさそうに自転車を漕いでいる姿を、指をくわえて見ているのは辛いですからね。

(選手はそれどころではなく苦しみの中走る事がほとんどでしょうけど、後ろから見ていると見えるんです。気持ちよさそうに。)

と言う事で、手元にあったマウンテンバイクで帰ったのですが、道中公園やらあぜ道やら、ロードバイクの通勤では目に入らなかった脇道に入りたくなり、なかなか家に到着しません。

早く遠くへ、身体能力を引き出すロードバイクは楽しいけれど、マウンテンバイクはまた違った楽しみかたができます。

朝から合宿の支度で慌ただしかったけれど、移動に自転車を入れた事で身体を動かし、一日の充実度は格段に上がります。

サイクリストの皆様ならばわかりますよね。



ところで家に到着すると、自宅の塀の内側から鳥が羽ばたいて行きました。

そこには数ヶ月前に植えた金柑の木が。

もしかして?

と見てみると、やはり。



収穫しているわけではないのに、実が減っている気がしていたんですよね。

鳥がついばんでいたようです。

私たち人間が森を切り開いて住処にした土地。
野生の生き物へのせめてもの償いとして、それはそれで食べて頂いてもOKとしておきます。

そういえばマウンテンバイクで帰る途中に通過した自衛隊駐屯地でも、自転車で走る私に驚いたウサギが草むらに逃げ込んで行きました。

よく見てみると、車道の脇の草むらにはいくつもの獣道の入り口らしきものが。

おそらくウサギやタヌキといった小動物がひっそりと暮らしているのでしょうね。

自転車で走っていると、色々な発見があり楽しいです。



あ、ところで昨年11月沖縄で草むらから出てきた彼はマングースだったのか??

と、その昔USAブランド、マングースのマウンテンバイクを所持していた私は気になったのです。

ちなみに今はGIANTのマウンテンバイクバイクです。

ちなみにマングースさんが沖縄に移住するきっかけを私に教えてくれたのは、「のだめカンタービレ」の、のだめさんです。
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氷点下でも、継続自転車マン。

2017-01-26 18:21:59 | 日記

と、いう事で昨日久しぶりに更新したブログもなんと今日で2日連続更新を達成!!

今夜は2日連続更新記録樹立を祝い、パーティーでも開催します。一人で。

がしかし今日の通勤時間はまた一段と冷え込みました。

日も差し込み始めたAM7時半、というのに丘陵地帯を通過するとサイクルコンピューターの温度計はどんどん下がってゆき、最終的には

-6.1度を表示。

 
↑16℃の部屋から飛び出してドンドン下がってゆく気温。このあとまだ下がります。

肌が露出した途端、寒い感覚を通り過ぎてピリピリ痛むように感じます。

頭などはかき氷を一気食いした時のあのキーンと痛む感覚も。

そりゃ、身体に良いわけありません。

 

が、気づいたかたいらっしゃいますでしょうか。

-4.8℃、家を出発してたったの6㎞しか走っていないのに最大パワーは1042wを表示しております。

これ結構高い値です。

細身の国内選手でしたら現役でも出すのが難しかったりします。

 

この写真を撮る以前、-2℃ほどを表示したところで一旦停止し、画面を撮影。

がしかし、気温は更に下がり-3℃を表示、撮影。

もう下がらないと思ったら-4℃・・・。撮影。

と、繰り返している時に気付いたのです。

やべぇ。。遅刻。

と。

そもそも家を出る時点でかなり際どいスタート時間でした。

その事実に気づき焦った私は猛然とスタートダッシュしたのです。

驚異!寝起きの1042w!!

寒いけど火事場の馬鹿力。


と思ったら-4.8℃。撮影。※既出写真

いやいやいや、もう終わりです。

猛然と走る私、早く走るほど冷風が身体に突き刺さります。

気温表示は更に下向。

が、しかし、とにかく会社に向かわなくては遅刻してしまいます。

もうそんな事に構っていられません。

風を切り裂き一気にダッシュです。

ふと画面を見ると-6℃!

構っていられん!


。。。


いられん!!

。。。。

 

。。。。


やはり。止まってしまいました。


撮影。いいよ~!この瞬間を切り取るよ~!

この行動、誰かに見てもらいたい気持ち、ブログガ-の弊害とでも言いましょうか。。。

という事で、更に時間をロスした私はピンチ、緊迫感maxで再び伝家の宝刀、スタートダッシュを繰り出すのです。

 

んが、私もいい歳のオヤジ。

そりゃそうですが2度も3度も同じような力は出ない事に気づいたのでした。

距離を残し、もうヘロヘロです。

普段の行いが良いためか、いつもより信号通過がスムーズでなんとか就業時間には滑り込みセーフ。

 

 

ところで、寒さへ対する対策、大切ですよね。

肌の露出は極力少なくしなくてはいけませんが、冬のレイヤリング(重ね着)で気をつけなくてはいけない事もあります。

それはある程度空気を逃げして、汗を溜めこまない事。

雨合羽などで通気をシャットアウトすればスタートこそ温かいけれど、寒くても身体が放出する汗はウェア内で逃げることができず留

まります。

汗は外気の影響を受け温度を下げ、直接触れる肌の表面から身体を冷やしてゆきます。

私お薦めはなんとダウンベストの着用です。


↑こんな感じ。怪しいかんじ。※だから早く会社行けって!

まず最初にベストである事で最初に汗の冷えを感じやすい腕~肩周りに通気を与えます。

腕は長袖ジャージの下に長袖のアンダーウェアとアームウォーマーを重ね、極力寒さを防ぎながらも通気は保ちます。

体幹部分を覆うダウンウェアですが、空気を溜めこみフワッとした温かさがあり、汗をかきそうならばファスナーを空けれ通気させる事もできます。

しかもウェアポケットに収まるくらい小さくなる。

雨が降る予定さえなければロングライドでも私はお勧めします。




あとはシマノレーシングも使用するKARMORヘルメットのオプションにあるカバー。


↑秋丸選手が着用しているこれです。

これがあると頭部からの冷えを大幅に防ぐことができるのです。

そもそもヘルメットは夏の熱気を逃がすため極力空気が入り込む設計のものがほとんど。

uciのレースルールでは、ヘルメットに着脱が容易な部品使用は認められないのでトレーニングでの使用が主な用途となりますが、これは見た目もカッコいいし優れものです。

他のブランドでも同じようなものはあるので、冬の走行に是非検討してみてはいかがでしょうか。

あ!気が付いたら長文に。

折角再開したブログ。

このままでは、一時の頑張りになってしまいそうなので今日はこの辺で。

 

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帰ってきた自転車マン!

2017-01-25 20:56:28 | 日記


皆さまご無沙汰しております。

前回の投稿から随分とブログ更新から逃避してしまっておりました。

春風邪が重篤化し身動き取れなくなってしまったのではと心配された方もいるかもしれません。

ご心配お掛けして本当に申し訳ありませんでした。 

いません?

とにかく、習慣とは恐ろしいものでシーズン中の忙しさの渦にのまれながら過ごしていたら、いつの間にやら月日は流れブログ更新をすることを怠り、で、何度か再開しようと思いましたが、いざパソコン画面に向かってみると、今更何を書いていいやら躊躇してしまい。

最終的にブログを更新しない事が習慣づいてしまったのでした。

『ブログ更新してください!』

と言ってくださった何人かの方々の言葉が胸の奥をつつき、痛みを感じながらも逃避は続いたのでした。

しかーし。

2016年中は忙しさの中でも、自分なりの努力をしたことがあります。

いくつかありますがその一つに。

~なるべく自転車に乗る事~を開始したのです。

現役引退してからは慣れない仕事の合間を見て自転車に乗っても長続きせず、ひと月に数回片道15㎞の通勤で乗る程度になってしまいました。

自転車マンは、自転車乗らないマンと化してしまったのです。

が!昨年からは通勤はなるべく自転車でするように心がけ、遠征先にも荷物スペースがあればマイバイクを積載してもらい走るように心がけたのです。

2017年に入ってからはまだ1度も会社へ車で通勤していません。

元々は健康&節約のためと頑張っていたのですが、ここでもこの行動は習慣となり多少天気が悪くてもなんら問題なく自転車での通勤を選ぶようになりました。

今朝は外気が冷え込み、朝の通勤中にはマイナス3度を表示。


↑マイナス3度、標高マイナス6M??

道路上の水が凍結し危険な個所もありましたが、霜がおりた野原の景色は美しく冬を五感で感じ、むしろ心が高揚るす感覚があります。

季節の中を走る自転車、やはり他にはない素晴らしい乗り物だと感じます。

先週末も、サイクリストの中では激坂の名所として名をはせる『暗峠』を走り、一面雪に包まれ時折吹雪く山中もマウンテンバイクで走りました。

心肺の苦しさ、寒さの辛さ、運動負荷による足腰の痛み、そう聞くと嫌なものに思うかもしれませんが、それら苦境の先に得られる達成感はやはり格別です。

そんな体験の中で感じた事、発見した事を発信しないのはもったいない!
かどうかはやはり今でも疑問ですが、見てくれる方が1人でもいるかぎり意味はあると思うので、これからは頑張って更新したいと思います!

たぶんね。

自転車も乗り続けます!

たぶんね。

よろしくお願いします。

↑先日選手と一緒に峠へチャレンジした日の写真、一三峠からの眺め

↑マウンテンバイクで雪山へ

↑吹雪きの中で休憩、全員アンダーウェアを持参し着替えています。
 寒さの中、濡れたウェアは体温を奪い命取りになります。
 補給はもちろんカップラーメン!

 

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