今朝の通勤は一昨日乗って帰たタイムトライアルバイク。
信号で止まっていると、背後に一人のオヤジがぴったりと付いています。
乗っているのはロードバイクだけど、ペダルは反射板つきのもの。
ワイシャツにスーツパンツといった感じの格好で、近所の通勤におしゃれなロードバイクを使っているといった感じでした。
私は上から下まで、ツールドフランスのプロローグバリの本気な出で立ち。
青信号になった瞬間にロケットダッシュをかまし、背後のオヤジを一気に突き放しました。
オヤジ。さぞかしビビったに違いありません。
ものの数百メートル先の赤信号で止まった私から、随分遅れてその場までたどり着きました。
しかし、事件はそこで起きたのです。
オヤジ、青信号になる寸前に思いっきり漕ぎ出し私の前に出たではありませんか
通勤社会の序列において、完全に優位に立ったと思っていた私は意表を突かれました
車の列と路肩に挟まれオヤジを抜けない私。
オヤジも微妙に蛇行するという高等テクニックを繰り出し、こちらの攻撃を封じにかかります!
焦るのはまだ早い。
この先、バスの停留所で路肩が広くなる。そこだ
と、狙いを定めた瞬間でした。
オヤジ。
小さめの交差点を左折して行きやがりました。
・・・・敗北。
そんな言葉が頭の中に浮かび。
油断する事の恐ろしさを知ったのです。
オヤジ。
次は負けねーぞ
ってーか、向こうから見たらこっちもオヤジだったか?
イタリア代表の監督、ベッティーニのオヤジが世界選手権にまで行って自転車乗ってるようですね。
レースにマイ自転車を絶対持っていく事を公約に掲げ監督業をスタートした私。公約したか?
結局あまりレースに自転車持っていっていません。
ベッティーニのオヤジを見習います。
あ、ベッティーニ俺と同じ歳だったかな?