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Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

寒波の中に熱風。

2016-01-22 22:49:44 | 日記
かのブログで知ったのですが、週末に日本にやってくる寒波は40年に一度の大物なのですか?!

40年と言われると、何が40かはナイショですが私も40なのでわざわざお祝いしに来てくださるようでチョット照れますね。

全く関係ありませんが、寒波がくる!酢ラムがくる!と言われると所属の関係上なんだかソワソワしますね。?

酢ラムなんてものがあるかわ知りませんが、それで思い出したのですが、酢マトン。

ご存知ですか?

酢豚に似た食べ物で豚の代わりにマトンが使われているのです。

学生時代後輩が食事当番で作ってくれたのですが、たしかその時が最初で最後、後に見たことがありません。

と、言うことは彼のオリジナルだったのか。

これがなかなか味わい深く、美味しく完食したのですが、その時居合わせた後輩曰く

「20人くらい居て食べ切ってたの野寺先輩だけですよ」

と。。。

やはりグルメなのは私だけだったか。

そーだろーそーだろー。


。。。何を書いているのかちんぷんかんぷんですが、とにかく、伊豆大島で開催されているアジア選手権が熱いです。

毎レース、興奮無しには見られません。

昨日個人タイムトライアルを走った宇都宮ブリッツェンの増田選手。

中間ラップで目を疑うような気迫の追い上げを見せ、見る者に感動を与えてくれました。

その他のクラスでも、リザルトだけでは決して伝わらない日本選手の熱い走りが現地では見る事ができています。

明日はアンダー23男子、エリート女子、明後日はエリート男子とレースが続きます。

現地に来る事は難しいかもしれませんが、寒空の下熱く戦う日本代表メンバーの走りに是非注目ください。















あ!頑張ってくださーい!!
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富士は日本一の山。いや世界一かもしれない。

2016-01-20 21:37:29 | 日記
伊豆大島でアジア自転車競技選手権大会が始まりました。

本来、昨日からの日程でしたが強風で初日は中止、競技日程は延期になっておりました。

今日も朝から風は強く、心配されましたが問題無く競技開始。

パラサイクリング部門と、ジュニア男子、アンダー23男子、各クラスタイムトライアルの開催です。



今回、参加チームとは別のお手伝いをしているため、肝心なレース場面の写真は撮り忘れていましたが、強風をもろともせず走る選手の姿はやはり感動を覚えます。



上の写真はシマノの機材サポート車に整備に来た海外選手とのやりとりを、港で働く方々が眺めている様子。

別に、そこに私の功績は一切無いのだけど、なぜか誇らしい気持ちになり。

「自転車持ってみます?」

おぉ~!

「車輪も軽いですよ。」

おぉぉ~!!

「え、この円盤車輪?安くても30万円くらいですかね?」

ぅおおぉ~!!!

と。

歓声をあげてくださる事を良いことに、一生懸命作業をする坂東メカ(元シマノレーシング監督大先輩)の横で勝手にヒーロー気分を味あわせて頂きました。

「シマノさんまた明日も来るよ。」

と、帰って行く皆様。

きっとシマノは釣り具だけではない事を知って頂けたはずです。笑



大会終了後の海はまだ荒れていましたが、海の向こうには綺麗な富士山が神々しくそびえ立ちます。

よ、日本一!

と叫びたくなりましたが、アジア一を決める大会期間中なのでやめておきました。
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また来てねと言われて帰りたい。

2016-01-18 22:32:24 | 日記
日本各地で悪天候の影響が出ている今日。

私がいる伊豆大島も風が威勢良く暴れまわっております。

明日からの日程で開催されるアジア自転車競技選手権大会への影響が心配されますが、こればかりは人には太刀打ちできない自然の仕業。

ジッと待つしか無いのかもしれません。

今晩から明日早朝にかけ多くの国内外選手が、船でしけた海を渡ってくるようです。

彼らの健康が害されない事を願うばかりです。

決して揺れた船内でトランプ等してはいけません

一発で取り返しのつかない状況に陥ります(笑)。乗船したら間髪入れずに早く寝ましょう。


ところで、昨日大島の町で入った温泉で、地元民の方々(皆年配)と話していた時の事です。

最初は世間話しを交わしていましたが、我々が自転車大会の関係者である事を知ると、そちらの話題に変わりました。

自転車競技の事を興味深く聞いてくださり、応援の言葉もくださいます。



↑島に到着、三原山がそびえ立つ大島に上陸

露天温泉の気持ち良さから長話しとなり話は発展、大会開催地元民としての苦労や不安、更には多少の不満話なども聞かせて頂きました。

それらも含め、ありがたい話しと聞いていたのですが、ドキリとした話が一つありました。

「暗くなってもライトをつけないで走っている人がいて危なかったよ。」

と。

生活道路を含む公道を使用するロード競技の開催は、様々な問題や苦労があるのは知っています。

中でも日本の交通事情は様々な事情から「世界一公道レース開催が難しい国なのでは」と以前、誰かが大会前の会議の開始挨拶で述べていた程。

問題と不満が出るのは喜ばしい事ではありませんが、それでも公道でのレース開催は色々な方に自転車の魅力を知ってもらう希少なチャンス。

参加チーム関係者として何とか成功してほしいと願い、陰ながら競技イメージを上げ理解を得る努力をしようと考える部分、多くの関係者も同じと思います。

しかし、そんな我々チームスタッフ&選手の言動がマイナスになってしまうような落とし穴は至る所に隠されています。

今回、その方が見たのは海外の選手であったかもしれません。

海外から来る選手にとっては自国のルールに異なることがあるでしょうし、選手としてはある意味真面目な部分が遅くまでコース試走を長引かせていたのかもしれません。

しかしながら、その国、その場所のルールを厳守することは当然しなくてはいけない事であります。


地元の人が守ってきた場所を借りて大会に参加する私たちは、競技への闘争心とは区別した部分で、謙虚に、そこ立つ必要があると思うのです。

高価な最新機材、鍛え抜かれた選手、超人的なスピードと迫力。

見る価値は十分にあるでしょうが、それだけでその競技を応援する気持ちにはなれないと思われます。

応援は人に向いてされるもの。

まずは、選手やチームスタッフ、大会に関係するすべてのスタッフ、さらには既存の支援者の皆様の人間的な振る舞いこそが、競技を広げる鍵となるのかもしれません。

『かっこ良かった、また来てな!』

と、温泉で会った地元の人から言って貰えたならどれだけうれしいだろうと想像し。

この島での生活、気を締めて送ろうと思わされたのです。


同じような内容が【TOJスタッフマネージャーブログ】に掲載されています『「カッコえぇなぁ~」はスポーツ自転車普及の基本
こちらも是非ご覧ください。



写真はシマノニュートラルサポートカー。空も青く晴れて欲しい!










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背中を押す

2016-01-17 22:10:50 | 日記
背中を押す

という言葉には、迷ったり躊躇する人を一歩前に踏み出す手助けをする、というような意味があるかと思います。

私も、親として子の背中を押す事が生活の中で少なからずあります。

例えばこれ。



。。。

意味が違うか?

いや、決して違いません。。。よね?

半年前に初めて自転車に乗ることにチャレンジし、ペダリングやブレーキをかけることを覚え、自転車に乗る喜びを覚えるとともに、更に遠くへ、色々な場所へ行ってみたいという衝動にかられる事は、自分の子供の頃抱いた想いと重なります。

そんな気持ちに応えたい。

と、まだまだ危なっかしい彼のサイクリングをサポートするのですが、当然登り坂などでこうなります。

「おして!」

と。

もちろん「できん。」と厳しくいくことも選択肢にはあるのですが、子供用にしては軽量である8kg程の自転車でも、彼にとっては体重の半分。

体重60kg程の私であれば30kgの自転車を扱うようなものです。(実際普段乗るロードバイクやマウンテンバイクは7kg-10kg程=体重の6分の1以下です。)

そんなものを押して坂を登って楽しいわけありません。

楽しくない時間を過ごす彼を、横で眺めているだけの私も楽しいわけありません。

と言うことで、全開で背中を押して私自身のエクササイズを兼ね、楽しい上り坂を演出するのです。

んが、私も40。

何が40なのかはナイショですが40なのです。

かがんで押しの姿勢をとり続けるとコシが痛てーのよ。(T ^ T)

と言うことで困った時の100円均一again!

背中を押すのにちょうど良さそうなパーツの開発です。

発見したのが写真の窓拭きスポンジ付きワイパーです!

こりゃラクチン。

かがまず背中を押す事ができるではありませんか!

これのおかげで、彼の脚力だけでは難しい坂も悪路も、背中を少し押すだけでスイスイです。

素晴らしい。

が、押しのスピード要求がどんどん高まり私の体力消耗を緩和する当初の目的は結局達成されませんでした。笑


サイクルパーツの開発がいかに大変かは所属している会社の中で努力する人を見る事で多少理解しています。

私には無理そう。。。

が、サイクルライフパーツの開発。

私にもできるかも!

ちなみに、あまりの便利さに坂で押しまくっていたら「いたい。」と言われ、100円で買ったバー先端にはホームセンターで買った700円の衝撃吸収材が取り付けられました。

製品開発にかかるコスト低減の難しさも痛感しました。(・・;)

結局私は冒頭に記した意味のように子の背中を押せているのか?

物理的にはそうなのだけど。。。





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始まっていました2016

2016-01-16 22:49:21 | 日記

2016年がとっくの昔にスタートしておりました!

毎年少しづつでも進歩しようと、自分の中で目標設定するのですが、ほとんど達成できておりません。

がしかし、諦めるのもいけない気がするので今年も密かに目標追いかけてゆきます。

まずは定期的なブログ更新。。。

は新年早々できていませんが、今日から頑張ります。焦

早速ですが伊豆大島に来ています。


伊豆に生まれ育ち、いつも水平線と並べて見ていたのですが、上陸は初めてなんですよね。

まだ、宿の周辺しか歩けていませんが島ならではの綺麗な景色が広がっています。

この場所で来週はアジア選手権が開催、数ヶ月後には全日本選手権も控えています。

今から楽しみでなりません。









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