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Hidenori Nodera 野寺秀徳『輝く路の上で』

SHIMANO Racing野寺監督のブログ

水は生命エネルギーの源です

2017-04-30 23:07:42 | 日記


既にゴールデンウィークに入った方も多いのではないでしょうか。

今日も最高の天気でしたね。

私は先週のレース遠征を終えてからこの週末にかけ、毎日のように運動ができています。

この土曜は現役時代のチームメイトと自転車でライドに出かけました。

近所を走るだけかと思って軽く考えていましたが、選手時代によく使ったロングライドのコースに行くとのこと。

最近の傾向として、トレーニングのキツさを覚えていないことで、ついついこんな誘いにも気軽にOKを出してしまいます。

実を言うと、私としては最近ちょっと自信ができてきた体力を披露したい思いも。

がしかし、やはりイメージは良い方に先行していたようで実際走ってみると、私のレベルは全然大したことがありません。

しかも先頭に出た時は見栄をはってしまい、全力で走行。

オールアウト寸前で先頭交代を要求し、後方に下がってもギリギリで食らいついて行く感じ。
逆に先輩&後輩に体力を見せつけられました。


当たり前ですが競技のトレーニングは辛く厳しいものなのだと再確認しました。

120kmほど走行し自宅に帰り着く直前には両手先から両脚まで様々な部位が痙攣。

夜は披露で寝つきが悪くなるほどでした。



今日は選手のサポートで高野山からのびる龍神スカイラインへ。

護摩壇山の付近は和歌山県では最も標高の高い山岳地帯で、空気も比較的低圧低酸素であることからちょっとした高地トレーニングのような効果が期待できます。

私も車から自転車を下ろし走行。

7割ほどの力で走っている時は解らないのですが、写真撮影の為に選手の先に行こうとペースをあげると、一気に身体が酸素不足を感じ力が出なくなります。

弱いだけ。と思う方もいるかもしれませんが、それは、

・・・確かにそうかもしれません凹

とにかく澄み渡った空気の中、山の上に身を置くことは気分が良いですね。

それだけでトレーニングの効果が上がる気がします。



これは家のベランダにある多肉植物です。細胞に水を蓄え乾燥地帯でも生きていけるらしいです。

確かに、1ヶ月ほどビニールハウスのような状態の中、世話もせずに放置していたにも関わらず、しっかりと枯れずに生きてくれていました。

が、さすがに不憫に思い水をさすと、数日後に見たら今まで無かった腕のような茎が伸びてきて花を咲かせました。

やはり水はエネルギーの源なのですね。


ゴールデンウィークは気温が上がる日が多く熱中症の心配もあるとのこと。

みなさま、水をしっかりとって体調管理に気をつけて自転車に乗ってくださいね。

では。
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生命力

2017-04-26 18:16:56 | 日記

昨日はロードバイクで少々旅をしてまいりました。

初夏を感じる日差しの中、峠道を上っていると、道端にシマヘビが気持ちよさそうに日光浴。

しかも2匹で仲睦まじいですね。

ですね。なんて呑気に書きましたが、実際に目に入った時はビビッて大クラッシュ寸前までバランスを失いました。

気を取り直し走っていると。

サイクリングウェアに鮮やかなワンポイントが。

腹ペコあおむしさんですね。

ですね。なんて書きましたが、勢いよく手首方面めがけて進んで行ったときは、悲鳴を上げて腕ぶんぶんしました。

無事草むらの中にお帰りになられましたので良しとします。

お気を悪くされた方もいると思いますが、彼らも立派に生きる生物です。

毛嫌いせずに共存できるところは積極的にしたいですね。

 

その後走り続けていると蓮華畑が。

素晴らしい景色があればすぐに止まりその中に身を置ける。

自転車での旅は他に代わるものが無いほど素晴らしいものとつくづく思わされます。

が、一歩花の中に足を踏み入れると、オートバイのサーキットに居るような勢いのある『Boooooon!!!』という音が八方から鳴り響いています。

無数の蜂が蜜を集めています。

邪魔したと思われ刺すんじゃないかとちょっとした恐怖感。

和歌山と大阪を隔てる山々。

数時間走っただけで普段は目に入らない動植物の生命力、力強さを感じられました。

が、この後峠を登る私の生命レベルはエンプティ―寸前。

ぜーんぜん前に進みません。

ショックですが目標まではまだ時間があります。

ゆっくりやっていきます。


え、何を目標にしてるかってですか?

そりゃ、IOC会長が素っ頓狂な調子で口にしたあの場所。

ですが。

なにか。

目指すだけならタダ。

1年かけてビールを断ち切り。

2年目でお腹をへこまし。

3年目に自転車を新調。

4年目に・・・。

あれ?終わってるか。

光陰矢の如し

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A-Style ウェア販売!

2017-04-19 21:56:47 | 日記

シマノレーシング選手&スタッフが着用するアフターウェアA-STYLEのシャツがご購入可能です。

ミラノ出身のグラフィックデザイナー、Marco Bruns(マルコ・ブルンス)によって生み出され、A-STYLE(アースタイル)と名付けられたロゴマーク。シンプルでありながら、刺激的で意味深なこのロゴは瞬く間にヨーロッパの人々の心を奪い、遂にはイタリアでカジュアルブランドとしてデビューを果たしたブランド。

今回は4/30日までの先行販売!特典として送料無料、選手のサイン入りアイテムも同封予定となるようです。

下記サイトにアクセスしパスワード『shimano2017』で購入画面にログインできます。

https://astylejapan.theshop.jp/

この機会にぜひ!!


 

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雨が降っても自転車日和

2017-04-17 19:06:14 | 日記

『雨が降ったくらいでトレーニングプログラムを変更するなんて馬鹿げている』

と、世界超一流ロードレーサーが言っていたとかなんとかってのを雑誌記事で見つけた野寺少年(当時)は大きな感銘を受け、雨が降ると喜んでトレーニングに出かけた記憶がよみがえりました。

で、すぐにトレーニングプログラムを変更(そもそもプログラムなんて持ってたか?)して帰っていた記憶もついでによみがえりました。

その選手はその後、競技での違反行為が発覚し、イメージが落ちていってしまったのは残念ですが、勝利に対する執着心が人一倍強かったことは疑いようがありません。

雨の中の走行は身体を冷やしたり、路面の摩擦低下によるスリップ、視界悪化による危険等考えられ、トレーニング効率を上げる条件は完璧では無いと思います。

が、それでもレースに向けた行動としてベストであるかどうかを考え、そうであれば雨の中のライドに出る。

競技者としては当たり前なのかもしれません。

がしかし、秋丸選手も書いていますが、雨って後始末が大変なんですよね。

自転車用の自動洗車機。

はやく開発されないかしら。 


西村いいよ、頑張れ。頑張りすぎは腰にわりーぞ!


小山!頑張れ!見た目はフルームそっくりだ!


ユーヤ!大阪の星!


しょーちゃん!緑メガネが光ってる!

と、いう事で雨合羽で完全防備の私は呑気に峠の頂上付近で雨の中苦しむ選手を眺めておりました。


峠の気温は14度。

濡れた選手にとっては寒いかな?と思っていましたが、峠を下りきった選手はそこまで寒さを訴えてはいませんでした。

梅雨の季節ももうすぐですね。

湿度が高く不快な日本の雨季ですが、そんな時こそ雨の中、水田の中の小道なんかを自転車で走ってみると気持ちが良いものです。

トレーニングもサイクリングも、積極的に雨を楽しんでみるのもアリかも知れません。

もちろん気を付けて。

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サイクリング日和

2017-04-16 23:31:40 | 日記


よく晴れた週末。
時間を見つけサイクリングに出かけました。

春から梅雨入り前のこの時期、自転車で出かけるには最高の季節です。

ここ一月ほどは通勤でも2度ほど?しか自転車に乗れていなかったので、身体が凝り固まり思うように自転車を走らせる事が出来ません。

チーム車両からレースを見ているときは自分も同じように走れるつもりになっていましたが、いざ自転車走らせるとイメージとのギャップに驚かされます。

ま、そりゃそーだ。と納得。

がしかしあれですね。

少しでも自転車で外に出ると、それだけで充実した1日を過ごした気になれますね。

昨日は現役時代のチームメイトである島田君と遭遇、合流しライド。昔を思い出し思わず張り切り過ぎてヘトヘト。


今日は今日で現役時代のトレーニングコースからいつも見えていた、激坂だらけの山に冒険気分で入っていってやはりヘトヘト。


身体の何処かに筋肉疲労を抱えていないと落ち着かない。

そういう種の人は私が知る限り結構多く生息し、私もその中の1人のようです。

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